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硬水とは?軟水との違いや飲むメリットとデメリット・選び方を解説
硬水とは?軟水との違いや飲むメリットとデメリット・選び方を解説

硬水とは?軟水との違いや飲むメリットとデメリット・選び方を解説

2024.03.27 SHINE+

本記事では、硬水と軟水の違いや、硬水を飲む際のメリット・デメリット、さらには硬水を選ぶ際のポイントについて詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 硬水とは何か基準を知りたい
  • 軟水との違いや硬水を飲むメリットとデメリットを知りたい
  • 健康に配慮したい

硬水とは?軟水との違い

水は私たちの日常生活に欠かせないものですが、その質は地域や水源によって大きく異なります。

水は大きく「硬水」と「軟水」の二つに分けられ、その特性によって使い方や利点が異なります。

ここでは、まず硬水とは何かについて簡単に紹介し、その後、硬水と軟水の違いについて詳しく解説します。

硬度

硬水とは、主にカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)などのミネラルが多く含まれている水のことを指します。

硬水はこれらのミネラルが水に溶け込んでいるため、石鹸と反応して「せっけんカス」と呼ばれる白い固形物を生じやすく、洗濯や洗顔などの際に少し手間がかかることがあります。

日本の場合、硬度が100mg/L未満であれば軟水、100mg/L以上であれば硬水とされています。

硬度が高いほど、水道管や給湯器などの設備に堆積物を残しやすくなるため、注意が必要です。

味わい

硬水と軟水の一番の違いは、その味わいにあります。硬水はミネラルを含んでいるため、重厚な味わいがあります。

特にカルシウムやマグネシウムの含有量が高い硬水は、その成分によって独特の風味を持っています。

一方で、軟水はミネラルが少ないため、さっぱりとした口当たりで飲みやすいとされています。

飲料用としての利用や、料理に使う際には、硬水と軟水の味の違いを活かした料理ができることもあります。

含まれる成分

硬水に含まれる主な成分は、前述した通りカルシウムやマグネシウムですが、それ以外にも鉄やカリウムなどの微量元素も含まれることがあります。

これらのミネラルは、健康に良い影響を与えることもありますが、過剰摂取は逆に健康リスクにつながる場合もあるので、バランスを考えながら摂取することが重要です。

特に赤ちゃんのミルク作りなどでは、硬水と軟水の違いが問題となることがあります。

硬水に含まれるカルシウムが過剰になると、赤ちゃんの腎臓に負担をかける可能性があるため、軟水を使用することが推奨されています。

利用シーン

硬水と軟水は、それぞれの特性を活かした利用シーンがあります。

例えば、洗濯や食器洗いには軟水が適しており、石鹸や洗剤の泡立ちが良くなるため、洗浄効果が高まります。

一方、肉を使った煮込み料理には硬水が使われることが多く、いい味が出るようになります。

また、美容においても硬水と軟水の違いは重要です。

軟水は肌に優しいとされ、特に乾燥肌の方や敏感肌の方に適しています。

一方の硬水は、ごわつきやパサつきを感じるようになってしまいます。

まとめると、硬水と軟水はそれぞれ異なる特性を持ち、様々な場面で活用されています。

日常生活での使い分けや、自身や家族の健康を考えた水の選び方を知ることは、より快適で健康的な生活を送るために重要なポイントです。

硬水と軟水の違いを理解し、その特性を生かした上手な活用を心掛けましょう。

硬水を飲むメリット・デメリット

日本の多くの家庭では、水道水から出る水は軟水が一般的です。

しかし、硬水には体に良い影響があるとされることもあります。

そこで、以下では硬水を飲む際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

まずは、軟水の特性から始め、その後に硬水の効果や注意点について見ていきましょう。

まず、軟水は一般的に飲みやすく、繊維や皮膚への刺激が少ないことが特徴です。

以下の表に、軟水のメリットとデメリットをまとめてみました。

軟水のメリット 軟水のデメリット
飲みやすい ミネラルが少ない
繊維や皮膚への刺激が少ない 味が淡白
洗剤や石鹸の泡立ちがよい  

軟水は、飲料用としても料理用としても広く使われており、その飲みやすさや洗浄効果の高さが利点として挙げられます。

しかし、ミネラルが少ないため、健康に必要なカルシウムやマグネシウムなどの摂取源としては不十分な場合があります。

硬水を飲むメリット

硬水を飲むことには、さまざまな健康効果が期待されます。

主なメリットを以下にまとめてみました。

まず、硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

これらのミネラルは骨や歯の健康維持に重要であり、特に成長期の子どもや、妊娠中や授乳中の女性にとっては重要な栄養素です。

次に、マグネシウムは消化器官の働きを助け、便秘を緩和する効果があります。

硬水を飲むことで、消化がスムーズに行われ、体内の老廃物を排出しやすくなります。

また、硬水に含まれるミネラルは、動脈硬化に役立つこともあり、健康の維持にはおすすめです。

その他にも抗酸化作用があるとされており、活性酸素を除去して細胞の老化を防ぐ効果が期待されます。

硬水を飲むデメリット

一方で、硬水を飲むことにはいくつかのデメリットもあります。

以下にその代表的なものを挙げてみました。

まず、硬水にはミネラルが豊富に含まれているため、その風味が強く感じられることがあります。

人によっては、硬水の味が苦手と感じることもあります。

次に、硬水は石鹸と反応して「せっけんカス」と呼ばれる白い固形物を生じやすいため、洗浄効果が低下することがあります。

特に洗濯や食器洗いなどで気になることがあります。

また、硬水に含まれるミネラルが赤ちゃんの腎臓に負担をかける可能性があるため、赤ちゃんのミルク作りには注意が必要です。

ミルクづくりには軟水を使用することが推奨されています。

以上から、硬水を飲むことには多くの健康効果が期待できますが、その一方で味や洗浄効果への影響なども考慮する必要があります。

健康へのメリットを得ながら、生活に適した水を選択することが大切です。

硬水を選ぶときのポイント

硬水は、身体に良いミネラルを豊富に含んだ水として知られています。

しかし、硬水と一口に言っても、その種類や特性はさまざまです。

ミネラルウォーターの多くが硬水として販売されており、どれを選ぶか迷うこともあります。

そこで、硬水を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

硬度、産地、価格など、選ぶ際の重要な要素を押さえて、自分に合った硬水を見つけましょう。

まず、硬度は、硬水の特性を示す重要な指標の一つです。

一般的に硬度は、mg/L(ミリグラム/リットル)で示されます。

硬度が高いほど、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が多いことを意味します。

硬度の基準は地域によって異なりますが、WHOでは以下のように分類されます。

0〜60mg/L 軟水
60〜120mg/L 中程度の軟水
120〜180mg/L 硬水
200mg/L以上 非常に硬水

硬度が高い水ほど、カルシウムやマグネシウムの含有量が多く、健康への効果が期待されます。

しかし、洗濯や食器洗いなどの際に「せっけんカス」ができやすく、家庭用機器に影響が出やすいというデメリットもあります。

自身や家庭の状況に合わせて、硬度を考慮して選ぶことが大切です。

次に、硬水の産地も重要なポイントの一つです。

ミネラルウォーターは、その地域の地下から採水されることが多いため、産地によってミネラル成分や味わいが異なります。

例えば、山岳地帯から採水される硬水は、新鮮で豊富なミネラルを含んでいることが多いです。

一方で、地域の地下水から採水される硬水は、地域特有のミネラルを含んでいることがあります。

産地が示す硬水の特性を考慮し、自分の好みや目的に合った水を選ぶことが大切です。

また、地域の自然環境や採水方法によって、水の品質にも差が出るため、信頼できるブランドやメーカーからの購入がおすすめです。

さらに、硬水を選ぶ際に欠かせないのが価格です。

硬水の価格は、ブランドや産地、ミネラル含有量、パッケージの種類などによって異なります。

一般的に、高価な硬水ほどミネラル含有量が豊富で、高品質な水とされています。

しかし、自身の予算や日常的な使用頻度に合わせて、コストパフォーマンスの良い水を選ぶことが大切です。

まとめると、硬水を選ぶ際には、硬度、産地、価格などのポイントを考慮することが重要です。

自身の健康や生活環境、好みに合った水を選ぶことで、ミネラル補給や味わいを楽しむことができます。

まとめ

本記事では、硬水についての様々な情報を紹介しました。

まず、硬水と軟水の違いについて紹介しました。

硬水はカルシウムやマグネシウムを含み、味わいや健康効果があります。

次に、硬水を飲む際のメリットとデメリットについて解説しました。

硬水はミネラル補給や消化効果がありますが、味の変化や家庭用機器への影響も考慮が必要です。

最後に、硬水を選ぶ際のポイントについて焦点を当てました。硬度、産地、価格などを考慮し、自身に合った水を選ぶことで、快適で健康的な生活を送ることができます。

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