ウォーターサーバーは手軽においしい水が飲めるため、カップ麺づくりにも使えると考える人もいます。
しかし、一部のウォーターサーバーはカップ麺づくりに向いておらず、美味しく作るにはちょっとしたコツが必要です。
本記事はウォーターサーバーのお湯を使いカップ麺をおいしく作る方法について解説しています。
カップ麺づくりにあると便利なウォーターサーバーの機能や、おすすめのひと手間を伝授するのでぜひご一読ください。
【この記事はこんな方におすすめです】
|
目次
ウォーターサーバーでカップ麺は作れる?
ウォーターサーバーでカップ麺を作ることは可能です。
しかし、カップ麺の特性・ウォーターサーバーの特徴から向き不向きがあることがポイントです。
まずは、カップ麺づくりにおいてウォーターサーバーが使えるかどうかについて解説します。
- カップ麺を作ることは可能
- ただし推奨されているわけではない
カップ麺を作ることは可能
ウォーターサーバーを使ったカップ麺づくりは可能です。
一般的にウォーターサーバーからは80〜90℃のお湯が出ます。
カップ麺づくりには温度が100℃近くのお湯が必要であるため、作れるというよりは“作っても問題ない”というのが正しいところでしょう。
ただ、機種によっては再沸騰機能が搭載されており、100℃近い状態のお湯を注げるウォーターサーバーもあります。
ただし推奨されているわけではない
ウォーターサーバーは水を出す、インスタントの飲み物を作るといった利用用途に特化したものが多いため、カップ麺づくりはあまり推奨されていません。
お湯の温度が低ければ、ガスコンロやケトルで別途温めれば問題なく使えます。
しかし、この方法だとカップ麺最大の利点である手軽さが損なわれてしまうことは言うまでもありません。
搭載されている機能からも、カップ麺づくりを推奨しているウォーターサーバーはごく少数であるということは念頭においておきましょう。
ウォーターサーバーのお湯でカップ麺を美味しく作る方法
ウォーターサーバーのお湯でカップ麺を美味しく作るにはコツがいります。
- お湯の温度を100℃近くにする
- やかんや鍋を使い水を再沸騰させる
- カップ麺は細麺や待ち時間の短いものを選ぶ
お湯の温度を100℃近くにする
ウォーターサーバーでカップ麺を作るなら、100℃程度のお湯が出せるかどうかをチェックしましょう。
カップ麺に入っている麺やかやくを、お湯にてうまく調理するためには沸騰直前の温度にまで温められたお湯が必要です。
沸騰直前のお湯の温度はおよそ95〜100℃です。
ウォーターサーバーに高温設定や再沸騰機能がついている場合はぜひ活用しましょう。
やかんや鍋を使い水を再沸騰させる
ウォーターサーバーのなかには本体の構造上、高い温度のお湯が出せない機種もあります。
しかし、ウォーターサーバーのお水は普通に飲んでもおいしく、素材の味を引き立ててくれるため料理に使う人も大勢います。
「どうしてもウォーターサーバーの水でカップ麺を調理したい!」と考えるなら、コンロやケトルを使って水を再沸騰させましょう。
手間ではありますがカップ麺づくりにウォーターサーバーのおいしい水を利用できます。
ウォーターサーバーの再加熱機能があれば活用する
ウォーターサーバーのなかには、再加熱機能を搭載した機種があります。
お湯を注ぐ前にボタンを押すだけで再度水が熱せられ、ウォーターサーバーから高い温度のお湯が出てくるというものです。
この機能があれば、わざわざ鍋をつかって水を再沸騰させる手間が省けます。
ウォーターサーバーから直接カップ麺にお湯を注げるため、非常に便利です。
カップ麺は細麺や待ち時間の短いものを選ぶ
ウォーターサーバーのお湯でカップ麺を作る方法として、カップ麺選びにこだわることも一つの手です。
火のとおりが速い細麺や、かやく類の少ないカップ麺を選ぶことでお湯の温度が少々低くとも気にせず調理できます。
食べたいカップ麺が決まっていないならぜひ参考にしてください。
ウォーターサーバーがカップ麺づくりに不向きな理由
ウォーターサーバーのお湯がカップ麺づくりに適さないと言われる理由は以下の3つです。
- ウォーターサーバーから出るお湯の温度が低い
- ウォーターサーバーの給水口が使いづらい
- カップ麺の手軽さが損なわれる
ウォーターサーバーから出るお湯の温度が低い
一般的に、ウォーターサーバーから出るお湯の温度はカップ麺づくりには適さないと言われています。
理由は、お湯の温度が低いためです。
沸騰した水の温度は約100℃あり、カップ麺の調理には100℃くらいのお湯が最適だと言われています。
しかし、100℃という温度はウォーターサーバー本体にとってかなりの高温です。
劣化や故障を避ける、電気代を消費しすぎない省エネ設計を考えた結果、ウォーターサーバーから出るお湯は高くても90℃前後です。
カップ麺づくりには少し低い温度となっています。
ウォーターサーバーからお湯が出る仕組み
ウォーターサーバーは機種にもよりますが、冷水タンクの水が温水タンクに移されて温められます。
つまり、温められたお湯が好きなだけ出せるというわけではなく、温水タンクに貯まった分が出せるということがポイントです。
連続してお湯を出すと、一次的にお湯がでなくなったり温度が低くなるのはこのためです。
いつでもおいしい水が飲めるウォーターサーバーですが、お湯がいつでも好きなだけ出せるというわけではないため要注意です。
ウォーターサーバーの給水口が使いづらい
ウォーターサーバーの多くは、給水口やコック・ボタンを操作して水を出すという仕組みになっています。
マグカップやコップに水を注ぐのには適した形をしていますが、蓋付きのカップ麺や容器が大きいカップ麺にお湯を注ぐには少々不向きです。
つまり、カップ麺づくりにウォーターサーバーは使えますが、万全の状態ではないことは留意しておきましょう。
ウォーターサーバーの水でカップ麺を作る際の注意点
ウォーターサーバーでカップ麺麺づくりをするなら以下の2点に注意してください。
- 火傷しないよう注意する
- 目盛りを見誤らないようにする
火傷しないよう注意する
ウォーターサーバーでカップ麺を作るなら、火傷に注意しましょう。
特に、再沸騰機能が搭載されたウォーターサーバーからお湯を注ぐなら、お湯の温度がかなり熱くなっていることを忘れてはいけません。
お湯が注ぎづらいからといって、無理な角度でお湯を注がないことが大切です。
目盛りを見誤らないようにする
ウォーターサーバーを使ったカップ麺づくりでよくあるのが、目盛りを見誤ってしまうという失敗です。
カップ麺の容器には、内側にお湯を入れる量の目安となるくぼみがあります。
ウォーターサーバーから直接カップ麺にお湯を注ぐとなると容器を傾ける必要があるため、この目盛りを見誤ってしまう失敗が多々あるようです。
少量ずつお湯を注ぐ、容器を傾けないようにお湯を入れるといった工夫をして注意しましょう。
まとめ
ウォーターサーバーでカップ麺を作ることは可能ですが、うまく作るにはいくつかコツが必要です。
お湯の温度はなるべく100℃に近い高温を維持する、カップ麺の種類が選べるなら火がとおりやすく調理しやすいものを選びましょう。
また、普段のカップ麺づくりよりも火傷の危険性や目盛りを見誤るといったリスクがあるため、慎重に調理してください。
シャインウォーターにはボタン一つで利用できる再沸騰機能が搭載されています。
ウォーターサーバーのおいしい水で手軽にカップ麺づくりがしたいという人はぜひ検討してください。