TOP
ウォーターサーバーは一人暮らしに必要?メリットと選び方・月額費用
ウォーターサーバーは一人暮らしに必要?メリットと選び方・月額費用

ウォーターサーバーは一人暮らしに必要?メリットと選び方・月額費用

2023.05.26 SHINE+

ウォーターサーバーが家にあるとすぐに水が飲めて便利ですが、一人暮らしにはウォーターサーバーが必要なのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。ウォーターサーバーの利用には、日常を快適に過ごせる多くのメリットがあります。しかし、人によっては不要な場合もあるため、利用の前に知っておくのがよいでしょう。

当記事では、一人暮らしで利用するウォーターサーバーの必要性やウォーターサーバーのメリット・デメリット、また選び方について解説します。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 現在一人暮らしでウォーターサーバーを利用するか検討している方
  • ウォーターサーバーを利用するメリットやデメリットが知りたい方
  • ウォーターサーバーを利用したいものの、費用に不安がある方

ウォーターサーバーは一人暮らしに必要?

日本の水道水は安全に飲めることもあり、ウォーターサーバーをあえて利用する必要があるのか疑問に感じる方もいるでしょう。ウォーターサーバーは基本的に飲み水として利用されることを前提としているため、水の質にこだわって提供されているのが特徴です。水道水のように塩素が含まれておらず、美味しい水が気軽に飲め、生活のあらゆる場面で活躍するのが魅力となっています。

ただし、人によってはウォーターサーバーが不要と感じることもあります。ウォーターサーバーを使用する場合は、生活スタイルにウォーターサーバーがあっているかを確認することが大切です。

ウォーターサーバーを一人暮らしで利用するメリット

ウォーターサーバーは会社や施設、病院、裕福な家庭に置かれているイメージがあることから、一人暮らしでの利用に抵抗感を覚える方もいるかもしれません。しかし、ウォーターサーバーは一人暮らしであっても大いに活躍してくれるアイテムです。

以下では、ウォーターサーバーを一人暮らしで利用するメリットを解説します。

美味しい水がすぐ飲める

ウォーターサーバーを利用する最大のメリットとも言えるのが、美味しい水がすぐに飲めることです。ほとんどのウォーターサーバーは冷水と熱湯に分かれているため、喉が渇いたらすぐに冷たい水が飲めます。

水自体の質も良いのがウォーターサーバーの魅力です。メーカーにもよりますが、ミネラルウォーターやRO水などウォーターサーバーの水には水道水とは異なり塩素が入っていないため、飲んだときに塩素独特の臭いや味を感じません。

水を買う・注文する必要がない

現在ペットボトルの水を購入している方は、なくなったら定期的に買いにいく必要があります。買いに行く面倒さや重たいペットボトルを運ぶ苦労が必要ないのが、ウォーターサーバーです。

ウォーターサーバーでは定期便で水を自宅に届けてくれるため、ペットボトルのようになくなる度に買いに行く必要がありません。自宅に水が常にストックされる状態になり、「水がなくなりそう」といった不安も感じないのがメリットです。

お湯を沸かす手間が不要

ほとんどのウォーターサーバーは冷水と熱湯がすぐに出るようになっており、お湯を沸かす手間が不要です。すぐお湯が使えることで日常のちょっとした時間が短縮でき、すぐ食べたいものが食べれて、飲みたいものが飲めるところもウォーターサーバーのメリットと言えます。

例えば、ホットのコーヒーが飲みたいときやカップ麺をすぐ食べたいときなど、ウォーターサーバーであればすぐにお湯が使えます。料理に水を使用する際もすぐにお湯が用意できるため便利です。麺類や野菜などを茹でるときもお湯が沸くのを待つ必要がありません。

災害時の備蓄水になる

災害時用に水を準備している方もいるでしょう。ペットボトルなどの水を置いておくのが一般的ですが、ウォーターサーバーでは日常的にお水をストックすることになるため、別で備蓄水を準備する必要がありません。ペットボトルの水は定期的に水の期限を確認する必要がありませんが、ウォーターサーバーの水は日々飲むため、新鮮な水を残しておけるのもメリットです。

農林水産省では1人につき1日に3L必要であり、最低3日分の水を用意するよう推奨しています。ウォーターサーバーの利用は農林水産省でもおすすめされている備え方法です。

(出典:農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」

インテリアの一部になる

ウォーターサーバーといえば、病院や施設に置いてある白のデザインのものをイメージする方もいるのではないでしょうか。近年のウォーターサーバーはおしゃれなデザインのものが増えており、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。

シックなお部屋には全体が黒でツヤのかかったサーバーがおすすめです。ナチュラルなベージュを基調にしたお部屋には、ベージュ色のサーバーはもちろん、木目調のウォーターサーバーも雰囲気にあうでしょう。

ウォーターサーバーを一人暮らしで利用するデメリット

ウォーターサーバーは簡単に美味しい水が飲めたり、お湯がすぐ使えたりとメリットが多いですが、一方でいくつかデメリットも存在します。ウォーターサーバーを利用する際はデメリットも把握した上で、利用するか検討するのがよいでしょう。

以下では、ウォーターサーバーを一人暮らしで利用するデメリットを解説します。

部屋の幅をとる

1人暮らしのお部屋では、人によってスペースがあまりないということもあります。ウォーターサーバーは1人暮らし用のものであればそこまで大きくありませんが、それでもお部屋のスペースをとるというのがデメリットの1つです。

ウォーターサーバーだけでなく水のボトルをのストックも置く必要があるため、サーバーやボトルでお部屋が狭く感じる場合もあるでしょう。

ワンウェイボトルであれば使用後そのまま捨てられますが、リターナブルボトルであれば回収まで置いておく必要があるため、よりスペースが必要になります。お部屋のスペースに余裕があまりないもののウォーターサーバーを使用したいという場合は、ワンウェイボトルのものを使用しましょう。

費用がかかる

選ぶメーカーによってはウォーターサーバーの利用料が高い場合があります。ウォーターサーバーを利用すると水の料金やサーバーレンタル料、電気代、メンテナンス料など毎月ランニングコストがかかります。

費用を安くしたい場合は、メーカーに相見積もりをとって納得のいく料金・サービスのメーカーと契約しましょう。しかし、ウォーターサーバーを使用する方の中には、金額はかかるものの使用には満足しているという方も多くいます。契約前に実際に利用してみたい方は、ウォーターサーバーの無料お試しを体験してから利用するのもおすすめです。

水を使いきれない可能性がある

人によっては思ったよりも水を飲まず、水を使いきれないというのもデメリットです。水が宅配されるメーカーの多くは、一般的に1か月に宅配されるボトルの宅配量が決まっています。仕事で出張が多く家にあまりいない、水をあまり飲まない、料理をあまりせず水の消費が少ないという方は、水を使いきれずストックが増えていく可能性があります。

水が使いきれないという場合は定期配送をスキップしましょう。スキップすることで水のストックが増えることがありません。ただし、現状飲んでいる開封済みの水には消費期限もあるため、できるだけ早く飲み切るのが安全です。

一人暮らしでウォーターサーバーの利用が向いている人・向いていない人

美味しい水が飲めるというのがウォーターサーバーの大きなメリットですが、実は他にもさまざまな利用方法があります。例えば、カップ麺を食べるときやお米を炊くときに役立ちます。お酒を好きな方には、梅酒や焼酎・ウイスキーなどをすぐお湯割りにすることも可能です。

飲料水としてだけではなく、洗顔や化粧水などスキンケアにも役立ちます。白湯も簡単に作れるので、健康意識の高い方によいでしょう。

ウォーターサーバーは便利ないアイテムですが、人によって不要な場合もあります。以下では、一人暮らしでウォーターサーバーの利用が向いている人と、向いていない人の特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。

ウォーターサーバーの利用が向いている人の特徴

ウォーターサーバーの利用が向いている方は、まず水やお茶・コーヒーなどをよく飲む方です。また、水道水の塩素の臭いや味が苦手だという方も、ウォーターサーバーの利用が向いていると言えます。お湯がすぐに出るため寒くて温かいお茶やコーヒーが飲みたいというときも気軽に飲め、塩素が入っていないため独特の臭いと味がしないためです。

料理を頻繁にするという方にもよいでしょう。ウォーターサーバーの水は美味しく飲んでもらえるよう水質にこだわっているため、料理でも活用できます。茹でたり汁物に使うお湯もすぐ準備できるメリットも見逃せません。

一人暮らしであれば収納スペースに余裕がない方も多いため、災害時の水を準備しておきたいという方にもウォーターサーバーの利用がよいでしょう。ペットボトルの水を別で準備する必要がありません。

ウォーターサーバーの利用が向いていない人の特徴

ウォーターサーバーの利用が向いていない方は、飲み水の品質に関して特にこだわりのない方や出張が多く家にあまりいない方などです。ウォーターサーバーの多くのメーカーでは毎月ボトルの配送料が決まっています。自宅にいないと飲みきれない上に、開封済みのボトルは2週間以内に飲み切ってもらうのが一般的です。そのため、自宅にあまりおらず水を消費できない方は、ウォーターサーバーの利用は向いていないと言えるでしょう。

すでにペットボトルの定期便を利用している方も、向いていない場合があります。ウォーターサーバーはペットボトルに比べてゴミが出ない傾向にありますが、費用で言えばペットボトルのほうが安価な場合が多いです。現状ペットボトルで不満を感じてないという場合は、あえてウォーターサーバーを利用する必要もないでしょう。

一人暮らしのウォーターサーバーの使用量と費用

一人暮らしでウォーターサーバーを利用するのは、費用が高いのではないかと思われている方は少なくありません。水道水を飲めば費用がかからないため、水にこだわりのない方には高いと感じられる場合もあるでしょう。

しかし、メーカーにもよりますが、使い勝手を考慮すると意外と費用には納得できます。また、ペットボトルを購入するのと大きな差がないこともあるため、相場料金を確認してからペットボトルかウォーターサーバーどちらを利用するか決めるとよいでしょう。

以下では、一人暮らしの方がウォーターサーバーを使用したときの水の使用量と費用について解説します。

水の使用量

多くのウォーターサーバーメーカーで設定されている、1か月にお届けする水の量は24Lです。また一人暮らしで使用する水の量は、平均して12〜24Lくらいだと言われています。

12Lは1日にコップ2杯分(約400ml)くらいで、24Lは1日にコップ4杯(約800ml)くらいです。飲み水にしかウォーターサーバーを利用しないという方は、飲む量に合わせて水の量を注文しましょう。飲料水に加えて料理などにも水を使うという場合は、もう少し多くの水を注文するのも検討するのがおすすめです。

どちらにしても水が使用しきれないという場合は配送を一旦ストップできるため、自宅に水のボトルがたくさん残ってしまうということはありません。

月額の費用

ウォーターサーバーの月額費用は、3千円〜4千円程度です。3千円台・4千円台であることが多く、一人暮らしで5千円以上になることはあまりないと言えます。2Lペットボトルの場合は月額費用が2千円〜3千円程度のため、ウォーターサーバーのほうが割高です。ウォーターサーバーの費用は利用する水の種類やメーカー、サーバーのレンタル料金などによって異なるため、契約前にしっかり見積もりを取りましょう。

24L(ボトル2本)を1か月に注文するとして、天然水の場合は4千円程度です。RO水は料金が安くなる傾向にあり、3千円程度になります。水道水を利用する浄水タイプのウォーターサーバーは水を購入しないため無料です。

サーバーのレンタル料は多くのメーカーが無料で設定しているため、費用がかかることはあまりありません。デザイン性が高かったり機能性がよかったりするものはレンタル料が千円程度かかる場合もあるため、費用を抑えたい方は、レンタル料金が無料のウォーターサーバーを利用しましょう。

一人暮らしのウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーと一口に言ってもさまざまな種類があります。簡単な違いであれば水やボトルの種類が異なります。女性の一人暮らしでウォーターサーバーを使用するのであれば、デザインや水の品質・機能性以外にも、ボトルの交換が容易かなど実際の使い買っても想定して選ぶことが大切です。

以下では、ウォーターサーバーの選び方を解説します。

予算に合うもの

ウォーターサーバーは毎月費用がかかるため、自分の予算に合ったものを選びましょう。毎月4千円程度の金額を水に使えるという場合は特に心配ありません。しかし、毎月2千円程度しか出せないという場合はウォーターサーバーをしっかり選ぶか、ペットボトルを購入した方がよい場合があります。

費用を安く抑えるなら、浄水型のウォーターサーバーがよいでしょう。ウォーターサーバーの料金のほとんどは水代です。そのため、水道水を利用する浄水型であれば水代がかからず、費用を抑えられます。

部屋の場所を取らないもの

部屋のスペースは限られているため、部屋が狭い場合は場所を取らないウォーターサーバーを選ぶことも大事です。ウォーターサーバーの奥行きは30〜35cm、また壁から15cm離さなければならないため、45〜50cmの奥行きが必要になります。ただし、30〜35cmはスリムタイプと呼ばれるウォーターサーバーのため、ものによっては幅が異なります。利用前に部屋の大きさにあるかしっかり確認しましょう。

卓上タイプであれば床に置くスペースがなくても置くことができます。ただし、床置きタイプに比べると取り扱っているメーカーが少ないのがデメリットです。

ノルマがないもの

水の注文方法は2種類で、毎月決まったボトル数が配送するウォーターサーバーのメーカーが多い傾向にあります。そういったノルマがない、もしくはノルマがゆるいメーカーを利用するのがおすすめです。

ノルマのないメーカーでは水が無くなる度に注文する制度が取り入れられており、都度注文の方が定期配送よりも安い場合があります。定期配送であっても水が飲みきれない場合は配送をストップできるものの、都度注文であれば配送ストップをし忘れてボトルが溜まっていくこともありません。

自分に合った機能がついたもの

ウォーターサーバーによっては水の温度が設定できたり、メンテナンス機能が搭載されていたりするものがあります。種類によっては、炭酸水が作れたりコーヒーメーカーがついていたりもします。そのため、自分のライフスタイルに合う機能がついたウォーターサーバーを選びましょう。

費用を抑えたい方にはお湯と冷水が飲めるシンプルなもので十分ですが、予算に余裕がある場合は機能が多いものの方が暮らしがより快適に過ごせるようになります。

部屋のデザインに合うもの

近年ではさまざまなデザインのウォーターサーバーがあるため、お部屋のインテリアや雰囲気に合うかもウォーターサーバー選びの大切なポイントです。お部屋に友人が遊びにきた時も、おしゃれなウォーターサーバーは目を惹きます。

デザインを選ぶ場合は、一緒にサーバーの大きさが部屋のサイズに合っているか確認するのを忘れないようにしましょう。まずはウォーターサーバーを部屋のどこに置くか想定し、サイズとデザインを決めると上手に選べます。

まとめ

ウォーターサーバーを一人暮らしで利用すると美味しい水がすぐ飲めたり、お湯がすぐに使えたり、災害時の備蓄水になったりと多くのメリットがあります。部屋の幅をとる、水に費用がかかるといったデメリットもあるものの、水道水が苦手ですぐ温かい飲み物が飲みたいという方にはとても便利なアイテムです。

ウォーターサーバーはひと月に3千円〜4千円程度かかるため、自分の予算に合ったものを使用しましょう。部屋の大きさに合い、生活スタイルに合った機能がついたものを選ぶのも大事です。

シャインウォーター/シャインウォーター リング

浄水器一体型ウォーターサーバー

シャインウォーター