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水洗顔のメリット・デメリット|正しい方法を知って肌本来の力を引き出す
水洗顔のメリット・デメリット|正しい方法を知って肌本来の力を引き出す

水洗顔のメリット・デメリット|正しい方法を知って肌本来の力を引き出す

2023.05.09 SHINE+

水洗顔、という言葉を聞いたことはあるでしょうか。水だけで簡単に行うことができる洗顔方法のことです。

簡単にできるため、気になっている方も多いでしょう。しかし、本当にデメリットはないのか、化粧水を使わないのに乾燥しないのかと心配になる方もいらっしゃると思います。

本記事では、水洗顔とはどういう洗顔方法なのか、やり方からメリット・デメリット・効果までを解説しています。ぜひ、ご一読ください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 肌にとってよい洗顔方法を知りたい
  • 本当に何も使わなくも良いのか知りたい
  • 手軽に肌ケアできる方法を知れたらよい

水洗顔とは?

水洗顔とは、水だけで顔を洗う洗顔方法のことです。一般的に洗顔といえば、洗顔料をよく泡立てて皮脂や油汚れを取り除きながら顔を洗うことと考えられますが、水だけで顔を洗う「水洗顔」というものもあります。水洗顔には一見、効果がないように見えますが、実は多くのメリットがあります。

水洗顔のメリット

洗顔料などを使わずに水だけで顔を洗う水洗顔ですが、一体、どのようなメリットがあるのでしょうか。

刺激や乾燥を防げる

水洗顔は、乾燥肌や敏感肌の方に効果が高いと言われています。これは洗顔料が、肌の保湿に必要な脂分まで取り除いてしまったり、洗顔料自体が肌の刺激となって肌荒れがひどくなったりすることがあるためです。本来、肌には自己治癒能力が備わっていますが、洗顔料は肌の再生に必要な成分まで洗い流してしまいます。必要な成分まで洗い流された肌は、乾燥しやすく、外部からの刺激から肌を守っていたバリア機能が低下します。その結果、少しの刺激にもダメージを受けやすい敏感肌になってしまうのです。また、バリア機能が低下した肌は防衛反応によって、新しい角質を作ろうとします。十分に育っていない細胞が肌表面に押し上げられて角質が作られてしまうため、乾燥しやすく、刺激に弱い肌となってしまうのです。

一方で、水洗顔は、不必要な洗い流しをせず、肌本来の再生力を高めて、ターンオーバーを活発にさせる効果が期待できます。

コストがかからない

水洗顔に必要なものは「水」だけですので、洗顔料を買う手間もお金も必要ありません。また、手軽に行えますのでコストがかからないのも水洗顔のメリットとなります。

水洗顔のデメリット

水洗顔にはメリットがある一方で、デメリットも存在します。

汚れやメイクを落としきれない

水洗顔は洗浄力がそれほど高くありません。1日の汚れや汗を流すのには十分といえますが、メイク汚れや毛穴に詰まった角栓を取り除くには水洗顔だけだと物足りないと感じられるでしょう。毛穴の詰まりや肌のザラつきが気になる人は、定期的に洗顔料やピーリング化粧品を取り入れることも大切です。

効果が現れるまでに1ヶ月はかかる

肌のターンオーバーが整うのに時間がかかるため、水洗顔はすぐに効果が出るものではありません。ターンオーバーとは肌が生まれ変わることを言いますが、一般的にターンオーバーのサイクルは20代で28日前後といわれています。ターンオーバーの周期は年齢を重ねるごとに長くなり、40代では50~60日、50代では70日以上もかかると言われています。

水洗顔に関わらず、スキンケアは継続することで効果が現れるものです。焦らずゆっくりと経過観察していきましょう。

水洗顔の正しい方法

水洗顔の正しい方法をご紹介します。大切なのは、水の温度と洗い方です。

水の温度は、30~35℃くらいのぬるま湯が理想的です。40℃近い高温では、皮脂が必要以上に溶け出して洗い流されてしまいます。一方で、水の温度が低すぎると肌が過敏に反応してしまうので30~35℃くらいのぬるま湯で水洗顔を行いましょう。

次に洗い方です。

まずは手をしっかりと洗います。手が汚れていて雑菌がついた状態で洗顔をしてしまうと肌トラブルの原因となるからです。洗顔前にハンドソープを使って手洗いを行いましょう。

次に洗面器にぬるま湯を用意して、顔に当てるように20回ほどすすぎ洗いをします。皮脂分が気になる場合は、手の腹でやさしくこすりましょう。鼻の周りなど脂っぽいパーツは指の腹を使って優しく洗いましょう。髪の生え際やフェイスラインなどもくまなく、顔全体を包むようにして洗うのが大切です。

顔を洗い終わったら、できるだけ柔らかいタオルを用意し、押し当てるようにしながら水分を拭き取ります。

水洗顔を実施する場合の注意点

簡単に行うことができる水洗顔ですが、より効果を発揮するためには注意することがあります。

脂性肌の人には向かない

水洗顔には肌タイプによって向き不向きがあります。特に「乾燥肌」の方におすすめです。乾燥肌は皮脂量が少ないため、水洗顔でも皮脂を洗い流すことができます。しかし、「脂性肌」の人には不向きかもしれません。過剰に分泌されている皮脂は、水だけでは落とせないためです。

自分の肌タイプがわからない方は、肌診断を行ってみても良いかもしれません。

化粧水などのスキンケア用品はできるだけ控える

化粧水などのスキンケア用品はできるだけ控えましょう。水洗顔が終わった後は、肌の自然治癒力に任せるためです。また、効果が現れるまでに数週間から数か月かかる場合もあるため、再生途中には非常に肌の状態が悪くなってしまう状態(リバウンド)になることもあります。焦らず、ゆっくりと水洗顔を続けてください。

スキンケア用品は徐々に減らすのがおすすめ

水洗顔は根気強く続ければ、効果の得られる洗顔方法です。しかし、突然、水洗顔のみに切り替えてしまうのは、肌がついてこられず、トラブルを招いてしまうことも考えられます。それを防ぐためにも、スキンケア用品を徐々に減らしていくのがおすすめです。徐々に減らすというのは、水洗顔を行った後のスキンケア時に、最初は美容液をやめる、次に乳液をやめる、最後に化粧水をやめる、という段階を踏むようにすることです。使用量を徐々に減らすことも良いでしょう。

ファンデーションは肌に残りにくいタイプを選ぶ

ファンデーションが肌に残りにくいタイプを選ぶのも大切です。普段のメイクを、肌に残りにくいパウダータイプのファンデーションに変えてみたり、アイラインやリップなどポイントのみしっかりとメイクをして、やや薄めのメイクをしたりするなど、肌に残りにくいメイクを心がけるようにしましょう。

まとめ

水洗顔とは、水(ぬるま湯推奨)のみで簡単に行える洗顔方法です。脂性肌の方より乾燥肌の方に効果が現れやすい洗顔方法になっています。汚れやメイクを落としきれなかったり、ターンオーバーの関係上、効果が現れるまでに1ヶ月を要するなどのデメリットがありますが、化粧水を使わずに乾燥を防げたり、コストがかからないなどのメリットがあります。

水洗顔を行う際には、ぬるま湯でやさしく顔を洗ってください。ぬるま湯を準備するのが大変かと思いますが、浄水器一体型のウォーターサーバーであるシャインウォーターは、温水(80〜90度)と冷水(5〜10度)をそれぞれ3段階ずつ設定できるため、手軽にぬるま湯を準備することができます。また、安心・安全でおいしい水を提供していますので、ぜひ、チェックしてみてください。

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