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食事中は水を飲んでも良い?水を飲む適切なタイミングと量とは
食事中は水を飲んでも良い?水を飲む適切なタイミングと量とは

食事中は水を飲んでも良い?水を飲む適切なタイミングと量とは

2023.05.09 SHINE+

私たちの生活に必要不可欠な水。健康や美容のためにも摂取することが大切であるとよく耳にすることでしょう。

本記事では、水にまつわる話の中でも「食事中に水を飲まない方がよいとされている理由」に焦点をあてて、どうして食事中に水を飲まない方がよいのか、水分補給に適したタイミングはいつか、などの解説をします。ぜひ、ご一読ください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • どれくらいの量の水を飲んでも良いのか?
  • 水はいつ飲んでも大丈夫なのか?
  • 自分や家族の身体に合った水を手軽に摂取したい

食事中は水を飲まないほうがよいとされている理由は?

健康や美容のために水分補給が大切であると、よく耳にすることがあるのではないでしょうか。しかし、その一方で食事中は水を飲まないほうが良いとされていることもご存知ですか?では、どうして食事中に水を飲まないほうが良いとされているのでしょうか。一般的には胃液が薄まるから、とされていますが、健常人であれば意識しすぎなくても問題はありません。また、そこまで簡単に薄まることはないため他に理由があると考えられます。

消化に時間がかかる

考えられる理由として、消化に時間がかかることがあげられます。これは、食事中に水分を飲むことで消化酵素が薄くなり、食事の栄養素をうまく消化できなくなってしまうためです。少量であれば問題ありませんが、過剰に飲むことは避けましょう。

また、消化酵素は痩せやすくするために大切なものであるため、少量だけ飲むようにしましょう。

少食の場合には食欲を減退させる可能性も

少食の方にとって食事中の過剰な水分補給は、胃を膨らませてしまいます。その結果、満腹感を得てしまい、食欲がなくなりかねません。

また、食べすぎる傾向がある方は、よく咀嚼せずに飲み物で押し流しているために食べ過ぎになっているのではないかと考えられます。

食事中に水を飲まないならどうしたら良いのか?

食事中に水分を補給すると、消化に時間がかかったり、食欲を減退させたりするなどの可能性が高まります。それでは、食事中に水を飲まないならどうしたら良いのでしょうか。

水を飲むタイミングは食前30分前までが良い

食事中に水を飲まないとなると、いつ飲むのがいいのでしょうか。水分補給は、食事の30分前までに行うことが大切です。食事前に水分を補給すると、空腹感が収まって食事の食べ過ぎを予防できます。

また、お米やおかず、みそ汁などのいつもの食事にも想像している以上の水分が含まれています。十分に水分がとれている食事中に、余分な水分を摂る必要はありません。

食後3時間はできるだけ控える

胃の中の食べ物は、食後3時間くらいで消化されると言われています。もし、食べ物が消化される前に水分を補給すると、食べ物が消化されにくくなり、胃に負担がかかるかもしれません。

食事中に水を飲むならコップ一杯分の白湯にする

普段の食事でもお米やみそ汁などから水分が補給できますが、どうしても喉が渇いてしまう場合には、コップ一杯の白湯を飲むようにしましょう。これは、身体が一度に摂取できる水分量が250ml程度だと言われているためです。一度に大量の水やジュースを飲むなどすると、消化機能に影響する可能性があります。身体に負担をかけずに健康的な食生活を送るためにも、食事中の水分摂取量はコップ一杯程度を目安にしてください。

白湯でも飲み過ぎに注意

前述したように、白湯であっても飲み過ぎてしまうと消化機能に影響する可能性があります。一度にコップ一杯以上の水分を摂っても、体外に排出されてしまうため、その日の献立に合わせて、飲み物の組み合わせを考えてみるのも良いでしょう。

食事中以外はこまめにしっかり水を飲もう

意外にも食事中の水分補給は注意が必要であることがお分かりいただけたでしょうか。それでは、どのようなタイミングで、どの程度の量の水を飲むと健康に良いのでしょうか。

水分が不足すると健康被害の可能性も

身体の中の水分が不足すると、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞などさまざまな健康障害の要因となります。健康のためにも、こまめに水を飲みましょう。

ただし、一度にたくさんの水を飲むと水中毒に陥る可能性がありますので、少量の水を複数回にわけて飲むことが大切になります。

私たちが生きていくために必要不可欠な水ですが、その摂取量が不十分であるために健康への被害を多く引き起こすことがあります。こまめに水を飲んで、予防に努めましょう。

成人男性なら1日1.2Lの水を摂取する必要がある

私たちは1日、どれくらいの水の量を飲む必要があるのでしょうか。厚生労働省によると、成人男性の経口摂取量は「1.2L」が目安とされています。これは、体の外に排出される水の量と関係があります。

成人男性を例にすると、1日に体外に排出される水は2.5Lです。その水を、食事から1.0L、飲料水から1.2L、補うと良いとされています。不足分の0.3Lは、体内で作られています。

あくまでも成人男性の例です。摂取量は、男性と女性、大人と子どもで変わりますので、ひとつの目安としてください。

運動後・入浴前後や就寝前の摂取はおすすめ

体重の2%の水分を失うと軽い脱水症状に陥ることがあるため、運動後の水分補給はおすすめとなります。また、運動する30分前くらいから水分を摂り始めることも大切です。

その他、入浴前後や就寝前の水分補給もおすすめです。特に就寝前は水分が足りていないと睡眠中に脱水状態が続くことになるためです。就寝30分前に白湯などのノンカフェインの飲み物を摂ると、安眠効果や脱水予防の効果が得られます。

食事中に水を飲むときは流し込みに注意

食事中に水分を摂るときは、流し込みに注意をしてください。食事中に水分を補給する習慣があると、食べ物を噛まずに流し込む食べ方をしてしまいます。例えば、小学校に入って、給食の牛乳がなくなると食べるのをやめる子どもが増えているのは、水分がないと食べるのが苦痛となってしまうからです。

食事中はよく噛むことが大切

食べ物をしっかり噛まずに水で流し込むと、胃に負担がかかり消化不良になる可能性があります。加えて、満腹感を得られにくくなるため、食べ過ぎてしまう可能性が高くなります。

食事中の流し込みに注意し、よく噛んで食事を摂るようにしましょう。

まとめ

食事中に水を飲むのは避けた方がよいとされているのは、消化に時間がかかったり、食欲を減退させたりするためです。また、食事中に水分を補給すると食べ物の流し込みに繋がることがあり、注意しなければなりません。

一方で、人間の身体には水が必要不可欠です。こまめに水分補給を行いましょう。特におすすめのタイミングは、運動後、入浴前後、就寝前となっています。

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