夏のエアコンや冬の寒さによって、すぐに体が冷えてしまうという方も多いでしょう。体の冷えは様々な不調の原因に繋がるため、注意が必要です。
本記事では、冷え性対策におすすめの飲み物や注意点などを解説いたします。ぜひ、最後までご一読ください。
【この記事はこんな方におすすめです】
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目次
体を温めるおすすめの飲み物7選
夏や冬、季節関係なく冷え性というのは起こりやすいものです。なので今回は、体を温めるおすすめの飲み物を下記にわけて、ご紹介します。
- 白湯
- 生姜湯
- ルイボスティー
- プーアール茶
- 紅茶
- ココア
- 甘酒
白湯
白湯を飲むことは内臓の温度を高め、代謝をあげるとされています。特に、体温より少し高めの白湯を起床後に飲むことで、身体を健康的に目覚めさせてくれます。飲む際には少しずつ口に含んで、ゆっくり飲むようにしましょう。
胡椒やクミンなど、粉末スパイスを白湯に入れて飲むのもおすすめです。味がつくため、スープを飲んでいるような心地になれます。
生姜湯
生姜に含まれるショウガオールという成分は、血液の流れを良くして体を温めてくれます。生姜湯は商品として売られていますが、手軽に自宅でも作ることができます。材料は、すりおろした生姜、お湯、ハチミツだけです。ゆずの皮を一緒に入れてもおいしいので冷え性対策におすすめです。
ルイボスティー
スーパーオキシドジムスターゼ、という成分が含まれているルイボスティーは、血流を良くして体を温めてくれる効果があります。ノンカフェインなので、妊娠中や授乳中などカフェインを控えている方も冷え性対策として安心して飲むことができます。
プーアール茶
お茶も発酵の度合いが高いものは、体を温めると言われています。中でもプーアール茶は、発酵度の高い後発酵茶であるため、血流を良くして体を温めてくれる効果があります。また、ノンカフェインなのでカフェインを控えたい方も安心して冷え性対策として飲むことができます。
紅茶
材料が同じになる緑茶は体を冷やす飲み物に分類されますが、作る過程で発酵されている紅茶は、体を温めたいときに飲むと良いでしょう。飲む際には、体を冷やしやすい白砂糖は入れないようにして、代わりにメープルシロップやドライフルーツなどをいれるのがおすすめです。
ココア
血流を良くするテオブロミンやカカオポリフェノールなどの成分が含まれており、体を温めやすい飲み物です。ココアにはカフェインが入っていますが、コーヒーや紅茶に比べると量は少ないです。ココアは甘くして飲む方も多いと思いますが、砂糖の入れ過ぎには注意が必要です。
甘酒
飲む点滴といわれるほど、栄養価の高い甘酒には、ビタミンB1や葉酸などのビタミン類やアミノ酸が含まれています。体を温める効果以外にも、腸内環境を整える効果や保温持続効果があると言われています。
体を温める飲み物で冷え性対策の効果は?
体を温めるおすすめの飲み物を紹介しましたが、どのような効果が得られるのでしょうか。温かい飲み物を飲むことは冷え性対策に繋がります。全身の血行や体全体が温まることで、健康や美容に良い効果が表れます。
健康面での効果
内臓が温まることで、胃腸の消化吸収の働きアップや尿の出をよくしてむくみの改善、大腸の動きをよくして排便を促すなどの効果に繋がります。また、全身の血行がよくなることで、コリ、痛みの改善、冷え性改善などにも効果があります。
さらに、代謝があがることで、太りにくくなったり、生活習慣病が改善されたり、病気の予防に繋がります。また、免疫力アップにも期待できます。
美容面での効果
皮膚の血流が良くなると、肌のターンオーバーを促し、くすみ、しみなどの改善や予防など美肌効果も期待できます。
効果を最大限に!温かい飲み物はいつ飲むといい?
特におすすめなのは、朝起きてからと就寝前です。
朝は体温が低いため、ぼんやりとしてしまいます。朝起きて、まずホットドリンクを飲むと血行が良くなることでむくみが改善されたり、胃腸の働きも活発になって消化吸収が良くなると言われています。
また、温かい飲み物にはリラックス効果があると言われています。眠る前にホットドリンクでリラックスタイムを設け、疲れた体を癒し、ほっとした心地でベッドに入りましょう。お気に入りのホットドリンクで1日を締めくくると、心も体も安らぎ、質の良い睡眠をとることができるため、就寝前に温かい飲み物を飲むことはおすすめです。
飲み物で体をあたためる際の注意点2つ
温かい飲み物を飲むことはよいことですが、一方で注意点が2つあります。「砂糖」と「飲み過ぎないように気をつけること」です。
砂糖を控えめにする
砂糖の中でも特に「白砂糖」は体を冷やしてしまうと言われています。
白砂糖はブドウ糖を摂取するのには有効な手立てですが、ミネラル分などがほぼ含まれていないため、その他の栄養が不足してしまいます。甘い物を多く食べると、すぐに身体に糖分が吸収されるため、血液中の糖分濃度(血糖値)が急激に上昇し、一時的に体温も上昇します。しかし、血糖値が急上昇すると、すい臓から血糖値を下げるインスリンが大量に分泌され、血糖値は急降下し、同時に体温も下げてしまうと言われています。
また、砂糖の摂り過ぎはビタミンB群の不足に繋がると言われています。ビタミンB群は砂糖、ニコチン、カフェイン、アルコールの摂取によって消費されてしまうためです。なかでも、ビタミンB12は赤血球やヘモグロビンの合成に深く関わっていて、これが不足すると冷えの解消は難しくなってしまいます。
白砂糖は体を冷やすため、ココアやルイボスティーなどにいれる場合は、黒糖やはちみつを代用するとよいでしょう。
飲み過ぎないように気を付ける
手軽に摂取できるあたたかい飲み物ですが、飲み過ぎには注意が必要です。飲んだ後は、体内でだんだんと冷えて水になっていくため、飲み過ぎた分が身体を冷やすことに繋がるからです。特に普段からむくみやすい人は、水分を体にため込みやすいため、量に気を付けて摂取しましょう。
意外と知らない!体を冷やす飲み物は?
飲み物を飲むシーンは様々ですが、その際に体を冷やす飲み物を飲んではいませんか?体を冷やす飲み物は以下になります。
- 緑茶
- コーヒー
- 麦茶
- カフェオレ
緑茶とコーヒーには、体を冷やしやすい働きがあるカフェインが多く含まれています。麦茶はノンカフェインですが、麦には体を冷やす作用があります。
体を温める効果的な対策3つ
温かい飲み物を飲む以外に体を温める方法はあるのでしょうか。主に、適度な運動をすること、湯船につかること、マッサージをすることがあげられます。
適度な運動をする
運動をして、筋肉量を増やしましょう。ウォーキングやジョギング、ヨガやストレッチなど、軽い運動で問題ありません。
湯船につかる
シャワーで済ませず、湯船につかりましょう。38~40℃のお湯に30分ほど浸かるのが良いとされています。
マッサージをする
冷えに効くツボをマッサージしましょう。土踏まずの中央から少し上の部分にある湧泉というツボは、下半身の冷えや疲労回復に効果的だと言われています。
まとめ
体を温めることは、血行を良くし、冷え性の改善に繋がります。温かい飲み物は、手軽に体を温めることができるためおすすめです。ただし、砂糖の摂り過ぎと飲み過ぎには注意しましょう。
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