ウォーターサーバーの大半は、使わない時でもコンセントをさしっぱなしにするよう求めています。
タコ足配線も使ってはいけないわけではありませんが、できるだけ使わないようにしましょう。
本記事では、ウォーターサーバーのコンセントについて、電源を抜いてはいけない理由、コンセントに潜む危険について解説します。
ウォーターサーバーのコンセントについて知りたい情報がある、抜いてよいか迷っているという際はぜひ参考にしてください。
【この記事はこんな方におすすめです】
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目次
コンセントを抜くとどんな問題がある?
ウォーターサーバーのコンセントは、特定の場合やメーカーの指示があった場合を除き、基本的に抜いてはいけません。
ウォーターサーバーの安全性、電気代のいずれからもコンセントは抜かないようにしましょう。
- ウォーターサーバーのコンセントを抜いてはいけない理由
- 抜いた方が良いタイミングもある
ウォーターサーバーのコンセントを抜いてはいけない理由
旅行など長期間、家を留守にする予定がある・掃除のために本体を動かしたいなど、ウォーターサーバーのコンセントを抜こうかと考える瞬間はいくらでもあります。
しかし、ウォーターサーバーのコンセントを抜くと思いもよらない問題が発生する場合があります。
ウォーターサーバーのコンセントを抜いてはならない理由は以下の2つです。
- 細菌が繁殖しやすくなる
- 電気代が高くつく
コンセントを抜いてはいけない理由について詳しく見ていきましょう。
細菌が繁殖しやすくなる
ウォーターサーバーの多くは、コンセントを抜いてしまうことで水の中で細菌が発生しないための機能が損なわれてしまいます。
水の中でもっとも細菌が繁殖しやすくなるタイミングは、水が常温の状態が続いたときです。
一つのボトルを使いきるまでにこまめにコンセントを抜き差しした場合、衛生面が危うい状態がしばしば訪れることとなるためよろしくありません。
電気代が高くつく
ウォーターサーバーのコンセントは、抜き差しすることでより電力を消費してしまいます。
コンセントを抜こうと考える人の中には電気代を気にしている人も多くいます。
しかし、電気代を下げようとしてコンセントを抜くことは逆効果です。
ウォーターサーバーの再起動時に大きな電力が消費されやすいため、コンセントを抜けば抜くほど電気代が高くつきます。
抜いた方が良いタイミングもある
コンセントは基本的にさしっぱなしが推奨されるウォーターサーバーですが、水漏れが起きた際は必ずコンセントを抜くようにしましょう。
水を使う機械で水漏れが起こると、漏電のリスクが高まり感電してしまうことがあります。
感電は、微弱な電流であれば軽い痛みを感じるだけですが、少し大きな電流になってしまうと命が脅かされてしまうほど危険です。
水漏れや停電など、ウォーターサーバーが正常に稼働できないようなことが起こった場合は速やかにコンセントを抜きましょう。
ウォーターサーバーのコンセントにおける注意点
ウォーターサーバーのコンセントに関する注意点は以下の3つです。
- コンセントは濡らさない
- 生活動線に干渉しないようにする
- 埃が溜まらないようこまめに掃除する
コンセントは濡らさない
ウォーターサーバーは水を使う機械ですが、コンセントに触れる際は水で濡らさないよう注意してください。
水には電気を通す性質があるため、感電してしまう恐れがあるからです。
間違ってコンセントに水をかけてしまった、水の付いた手でコンセントに触れるようなことは絶対やめましょう。
生活動線に干渉しないようにする
コンセントから伸びるコードも、家の中で邪魔にならないよう工夫しましょう。
よくあるのが、コードや延長コードが邪魔になって足を引っかけてしまうという事故です。
ウォーターサーバーが転倒して壊れてしまう、人が怪我をしてしまうため、コードは極力邪魔にならないようひとまとめにするようにしてください。
ウォーターサーバーを置きたい場所にコンセントがないことはよくあります。
設置予定場所とサイズが合わず、苦肉の策でコードが伸びきった状態でウォーターサーバーを使うようなこともあるため、契約前にウォーターサーバーの大きさも確認しておきましょう。
埃が溜まらないようこまめに掃除する
ウォーターサーバーのコンセントは埃が溜まらないようにしましょう。
コンセントについた埃は、火災を引き起こす原因にもなるため非常に危険です。
特にウォーターサーバーの背面にあるコンセントは普段から目に入らないため、掃除することも忘れがちです。
埃が溜まると危ないということを念頭に置き、意識的にこまめな掃除ができるよう心がけてください。
ウォーターサーバーのコンセントに関する疑問
ウォーターサーバーにおけるコンセントに関する疑問についてまとめました。
- コンセントを抜くか迷ったらメーカーに問い合わせよう
- コンセント類を整理したいならタイミングを見計らって
- ウォーターサーバーにタコ足は使っていい?
コンセントを抜くか迷ったらメーカーに問い合わせよう
ウォーターサーバーのコンセントを抜くかどうかで迷った際は、メーカーに確認するのも一つの手です。
メーカーの多くは、ウォーターサーバーのコンセントを抜きさしすることを推奨していません。
しかし、引っ越しやインテリアの配置換えなど、どうしてもコンセントを外さなければならないタイミングは誰にでもあります。
万全を期すためにも、コンセントを抜く際は一度メーカーに確認を入れましょう。
コンセント類を整理したいならタイミングを見計らって
ウォーターサーバーのコンセントは、抜くタイミングさえ間違わなければ抜き差ししてもかまいません。
例えば、ウォーターサーバーの周りや本体を掃除する際、電源を抜いていた方がやりやすいこともあります。
コンセントに他の電源もさしているならなおさらです。
メーカーの規定にもよりますが、多くのウォーターサーバーは水の交換時であればコンセントを抜いても問題ないとしています。
どうしてもコンセントを抜きたいという場合は、お使いのウォーターサーバーの水を交換するタイミングを見計らってやってみましょう。
間違ってコンセントを抜いてしまったらどうすれば良い?
誤ってウォーターサーバーのコンセントを抜いてしまったのなら、焦らず、メーカーの指示に従い復旧を行ってください。
お伝えしたとおり、ウォーターサーバーのコンセントは必要に応じて抜き差しが可能です。
間違ってコンセントを抜いてしまった場合も、ウォーターサーバーの水に悪影響が出ないよう対処すれば問題ありません。
ウォーターサーバーにタコ足は使っていい?
ウォーターサーバーの電源を使うために、タコ足配線を使うことは極力避けてください。
タコ足配線は、コンセントを抜き差しせずとも複数の電化製品のコードを一まとめにできるため便利です。
しかし、ウォーターサーバーの漏電や故障は、コンセントの差し過ぎによって起こります。
ウォーターサーバーを安全に使うためにも、タコ足の利用は極力控えてください。
まとめ
ウォーターサーバーのコンセントは、使い勝手を考えるなら基本的にさしっぱなしが推奨されています。
電気代が高くついてしまう、水の衛生面が脅かされるといったリスクがあるからです。
しかし、掃除や配置換えなどでコンセントを抜きたい瞬間は訪れるでしょう。
コンセントを抜く場合は、メーカーの注意書きを参照し、問題のない形でコンセントが抜けるようにします。
シャインウォーターには、使わない時に電力の消費を抑えるECOモードがついています。
コンセントを抜くタイミングもウォーターサーバーにお水を補給するタイミングで構いません。
手軽においしい水が飲みたい、コンセントを抜かずとも消費電力をセーブできる機種を探しているならぜひ検討してください。