花の蕾もふっくらと…さぁ〜お出かけしたくなる季節ですね。シャインウォーターで炊いたご飯を彩りの良いお寿司に変えて、お弁当にしましょう。2種類をご紹介していますが具材は同じです。一つは丸型に酢飯と具材を詰め合わせたもの。もう一つはちらし寿司風にして薄焼き卵で袱紗包みにします。華やかなお寿司は春のホームパーティーにもおすすめですよ。
材料(4人分)
- ・A.酢飯(米2カップ、水2カップ、だし昆布5cm角1枚)
- ・合わせ酢(酢50ml、砂糖大さじ1、塩小さじ1)
- ・B.炒り卵(卵2個、みりん小さじ2、塩小さじ1/4)
- ・C.薄焼き卵(卵3個、みりん大さじ1、塩、片栗粉各小さじ1/2)
- ・D.菜の花(200g、塩小さじ2)
- ・桜でんぶ、三つ葉1束
下準備
A.酢飯:
米を洗い水気を切る。鍋に米、水、だし昆布を入れ1時間ほど置く。昆布を取り出して炊く。炊き上がったら飯台に入れ、合わせ酢をふりかけ、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。
B.炒り卵:
卵を割りほぐし、みりん、塩を加えよく混ぜ合わせる。フライパンを中火弱に熱し、卵液を流し入れ箸で炒るようにかき混ぜる。
C.薄焼き卵:
卵、調味料を合わせてよく溶きほぐす。フライパンを中火で熱し、お玉で卵液を入れ直径20cm程に広げる。焦げ目がつかないうちに裏返し両面焼く。焼きあがったら1枚ずつキッチンペーパーに広げ、粗熱をとる。
D.菜の花:
鍋に水を入れ沸騰したら塩と菜の花を入れさっと茹でる。しっかり水気を絞り細かく切る。
作り方
1.ラップの上に丸型を置く。下から1/3ほど酢飯を入れ、スプーンで軽く押さえる。その上に菜の花の塩茹で、そして酢飯を入れ、また軽く押さえる。
2.「1」の上に炒り卵、菜の花、桜でんぶを飾る。 表面をスプーンで軽く押さえながら型を外す。下のラップで包み、紐などで結ぶ。
3.酢飯の残りに残りの具材を加え混ぜ合わせる。薄焼き卵の1/3ところに酢飯を置く。手前をかぶせ、両端もかぶせ、くるりと巻き上げ包む。さっと洗い水気を拭き取った三つ葉で、一巻きして結ぶ。
料理研究家 黒田 民子(くろだたみこ)
旬の家庭料理や、保存食を手作りする楽しさを紹介。著書に『やさしい保存食と自家製レシピ』(主婦の友社) 他。週刊朝日でレシピ記事連載中。