赤ちゃんに麦茶を飲ませ始めるタイミングは、最短で生後1ヶ月から可能です。
ミルクと母乳だけでも十分な赤ちゃんに、比較的早い段階から麦茶を飲ませてもよい理由とは一体何なのでしょうか。
本記事では、赤ちゃんに麦茶をいつから飲ませてよいのか、飲ませ方や練習の仕方、注意点について解説しています。
出先で赤ちゃんに水分補給させる際、麦茶が飲めると何かと便利です。
離乳食を始めようとしている、赤ちゃんに麦茶をどう飲ませようかと考えているという人はぜひ参考にしてください。
【この記事はこんな方におすすめです】
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目次
赤ちゃんに麦茶はいつから飲ませていい?
健康な赤ちゃんには生後1ヶ月から麦茶を飲ませて構いません。
麦茶が持つ赤ちゃんへのよい作用と、飲ませるか飲ませないかの考え方について紹介します。
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麦茶は生後1ヶ月から飲ませられる
母乳やミルクしか飲んだことのない赤ちゃんであっても、実は生まれて1ヶ月もすれば様々な飲み物が飲めます。
その一つが麦茶です。
赤ちゃん用品店では、ペットボトルや紙パックに入った赤ちゃん用の麦茶が売られています。
生後1ヶ月の赤ちゃんでも安心して飲める優しい味わいの麦茶です。
麦茶はノンカフェインで体に優しい飲み物
麦茶はカフェインを含まないため、たくさん飲んでも体に負担をかけることはありません。
これは麦茶が大麦と呼ばれる穀物を原料にしているからです。
何より、ミネラル成分が豊富に含まれているため、汗をかいたときの水分補給にもちょうどよいでしょう。
無理に飲ませる必要はない
赤ちゃんに麦茶を飲ませる際、体によいからといって無理に飲ませることはやめましょう。
麦茶はノンカフェインなうえにミネラルも含んでいるため、赤ちゃんに水分と栄養の両方を補ってあげられます。
しかし、肝心の赤ちゃんが飲みたがらないなら、無理に飲ませる必要はありません。
強引に飲ませてしまうと、お茶を受け付けなくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。
赤ちゃんに飲ませる麦茶の量はどのくらい?
赤ちゃんに初めて麦茶を飲ませる際、具体的にどのくらいの量をあげればよいのでしょうか。
麦茶を赤ちゃんに与える際は、アレルギーの危険性を低くするため一口から始め、徐々に量を増やしていくことをおすすめします。
また、麦茶の温度は人肌程度の温度にしてください。
はじめての麦茶はスプーンひとさじから
赤ちゃんに初めて与える食べ物や飲み物は、必ずスプーン一杯からスタートさせましょう。
アレルギーの危険性も低い麦茶ですが、念のため最初は一口から始めてください。
初めてにもかかわらず大量に何口も飲ませることは、アレルギーの発症リスクを高めるためやめます。
麦茶の味を知り、水分を口に含むことに慣れてから徐々に量を増やしていきましょう。
温度は人肌程度にして
赤ちゃんに初めて飲ませる麦茶の温度は、冷たすぎず温かすぎない人肌程度が理想です。
冷たい麦茶は吸収率に優れる反面、体を冷やしすぎるというデメリットがあります。
熱くしすぎると火傷をする可能性もあるため注意が必要です。
最初の一口は、穏やかに吸収される人肌程度の温度にしておきましょう。
赤ちゃん用麦茶の作り方
赤ちゃん用の麦茶の作り方は、以下の3ステップで簡単に作れます。
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赤ちゃんの麦茶は煮出して作る
麦茶を作るには、お茶のパックをお湯で煮出す方法と、冷水にお茶のパックを入れるという2種類があります。
赤ちゃん用の麦茶を作るなら、ぜひ煮出して作る方法にしてください。
水を沸騰させることで、簡単な雑菌を除去する効果が期待できます。
水出しで作るならウォーターサーバーの水を活用して
麦茶をよりナチュラルでくせのない味わいにしたい人は、ぜひウォーターサーバーの水を使うことをおすすめします。
ウォーターサーバーの水は、最初から塩素やカルキ臭といった不純物を含んでいません。
雑味がないため、普通の水道水を使うよりもおいしい麦茶が作れます。
最初は薄めて飲ませよう
赤ちゃんに麦茶を与える際は、薄めて与えるようにします。
ここでも活躍するのがウォーターサーバーです。
出来上がった麦茶にウォーターサーバーの冷水を入れて割れば簡単にできます。
赤ちゃんにベストな麦茶の飲ませ方
赤ちゃんに麦茶を飲ませるのにベストな方法について解説します。
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マグやストローで飲めるように練習させる
赤ちゃんに麦茶を飲ませるなら、それと同時にマグやストローで飲み物を飲む練習もさせましょう。
麦茶が飲めると外出先でも簡単に水分補給ができます。
マグやストローに慣れておけば、より手軽に水分補給しやすくなるためおすすめです。
紙パック用ホルダーがあると便利
赤ちゃんに紙パックでお茶を飲ませるなら、紙パック用ホルダーもぜひ活用しましょう。
紙パック用ホルダーは、紙パックを握って潰してしまうことを防ぐアイテムです。
一つあると便利なため、麦茶を飲ませ始めたならぜひ使ってみてください。
赤ちゃんが飲みたがるタイミングで飲ませる
赤ちゃんに麦茶を飲ませるなら、喉が渇いたタイミングを狙って与えるようにしましょう。
喉が渇いていれば、赤ちゃんはより多くの水分を飲みたがります。
お腹が一杯、喉が渇いていない状態では飲もうとしないため、最初のうちは赤ちゃんの「飲みたい」という意欲を刺激するタイミングに徹するとよいでしょう。
なぜ赤ちゃんに麦茶を飲ませるのか?
赤ちゃんに麦茶を飲ませる理由は以下のとおりです。
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母乳・ミルク以外の水分補給手段を身に付ける
麦茶が飲めることで、赤ちゃんは母乳やミルク以外の水分補給手段を身に付けます。
授乳しづらい場面や子どもをどこかに預ける際、赤ちゃんが母乳やミルク以外で水分を摂れるようになっていると非常に助かります。
口の中を清潔に保つのによい
赤ちゃんが麦茶を飲めると、口腔内を清潔に保つという役割も果たしてくれます。
歯磨きやうがいは、月齢の低い子だとまだうまくできません。
歯磨きが十分でなくとも、麦茶を飲むことが口腔内の虫歯予防につながります。
災害時も安心
災害時も、赤ちゃんが麦茶を飲めるようになれば安心です。
災害が起こると、生活必需品が手に入らなくなる場合があります。
先の見えない不安から、母乳が出づらくなるお母さんもいるでしょう。
赤ちゃんが麦茶を飲めれば水分補給に困ることはありません。
赤ちゃん用麦茶を作る際の注意点
赤ちゃんのために麦茶を作るなら以下の2点に注意してください。
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麦茶の成分や使い勝手を吟味しておく
赤ちゃん用麦茶を作るなら、成分や使い勝手を自分なりに吟味した上で決めましょう。
焙煎された大麦が入ったティーパックタイプのものもあれば、サッと解けるスティックタイプなど、様々な種類の麦茶があります。
家族の人数が多く、お茶をたくさん飲むならピッチャーも一回り大きなサイズを用意しましょう。
使う器具は消毒を徹底する
赤ちゃんが口にする麦茶を作る際は、雑菌の混入を防ぐために衛生面に気を使いましょう。
お茶を淹れる前に使う器具は丁寧に洗い、煮沸消毒でもしておくと安心です。
余計な薬品を使った消毒をせずとも済みます。
まとめ
赤ちゃんにいつから麦茶を与えてもよいかというと、生後1ヶ月〜あげてかまいません。
しかし、実際は水分補給に麦茶を活用する人が多いため、たいていの赤ちゃんは、離乳食が始まるタイミングでお茶を飲む練習を開始しています。
赤ちゃん育児にウォーターサーバーを使いたいと考えているなら、いつでもおいしい冷水・お湯が出て、水をたくさん消費しても気にならないタイプの物を選びましょう。
シャインウォーターは水道水の水を使うタイプのウォーターサーバーです。
省スペースで水代を気にせずおいしい水をたくさん飲みたい、料理などに使う予定があるという人はぜひ一度ご検討ください。