ウォーターサーバーには、さまざまなメリットがあることは誰でもだいたい想像がつきます。
しかし、ウォーターサーバーを選ぶのに慎重になっている人というのは、実際の口コミや使うのをやめた人たちのやめた理由が非常に気になるところでしょう。
本記事はウォーターサーバーのメリットを解説しながら、導入する前に考えておくべきこと、メリットを活かした使い方・選ぶ際の注意点について解説しています。
【この記事はこんな方におすすめです】
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目次
ウォーターサーバーのメリット
ウォーターサーバーにはさまざまなメリットがあります。
利便性や水の性質によるメリットをまとめると、以下の6つが考えられます。
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安全でおいしい水が飲める
ウォーターサーバーの水は、水道水を使うよりも安心・安全でおいしい水です。
ウォーターサーバーは水がボトルに詰められた水を本体にセットして使うタイプと、水道水を注いで使うタイプの大きく分けて2種類が存在します。
日本の水道水は厳しい安全基準をクリアしていますが、水をボトリングする環境が徹底して衛生的に保たれている、高性能なフィルターが搭載されているウォーターサーバーの水はより安心して飲める水です。
冷水と温水がすぐに使える
ウォーターサーバーを使う上で非常に便利なのが、冷たい冷水と温かいお湯がすぐに使えるという点です。
夏場にもなると、水道水は外気の影響を受けることで生ぬるい温度となります。
冷えた水を飲むだけでも、氷を使ったり冷蔵庫で冷やすなど何かと手間がかかります。
お湯も同様に、電気ケトルでお湯が沸くのを待ったり鍋ややかんを使わなければなりません。
ウォーターサーバーはそうした手間をすべて省いてくれます。
料理や飲み物の味に影響する
ウォーターサーバーのおいしい水を使えば、家庭料理がよりいっそうおいしくなります。
料理や飲み物の繊細な味付けを楽しむなら、水の雑味を極力なくすとよいでしょう。
ウォーターサーバーの水には、いつでもおいしい水を安定的に飲めるというメリットがあります。
水道水に含まれる微量の塩素が気になる・おいしくないと思う人なら、ウォーターサーバーの水は非常に口あたりがよくおいしいものです。
水分補給の習慣が身に付く
ウォーターサーバーがあるだけで、水を飲む習慣というものが身につきやすくなります。
今まで水を飲む習慣がなかった人の多くは、水を飲むための工夫が生活に取り入れられていませんでした。
ウォーターサーバーを使い、ちょっとしたコストがかかっていることが意識できるだけで水を飲む習慣を癖付けられやすくなります。
小さな家事の手間が省ける
ウォーターサーバーを生活のなかに取り入れると、小さな家事にかかる手間が省けて楽になります。
例えばいつも飲み物を用意しなければならなかった子どもが自発的に水を飲んでくれるため手間が省けるでしょう。
お茶そのものを作る頻度が減ったために手間が軽減されるなどといったメリットが考えられます。
家事の負担は、小さな負担であっても降り積もることで大きな負担になります。
ウォーターサーバーを使えば負担がさらに減らせるでしょう。
災害用の備蓄水が用意できる
ウォーターサーバーの水は、災害時の備蓄用水にもなるため非常に有用です。
ライフラインが寸断され水道が使えなくなった時でも、ウォーターサーバーがあるおかげで常に水のストックが用意出来ている状態が保てます。
ボトルタイプのウォーターサーバーならぜひ数本余分に、水道水を注ぐタイプのウォーターサーバーなら水は常に満タンに入れておくようにしましょう。
ウォーターサーバー導入前の検討事項
ウォーターサーバー導入前の検討事項は、下記が挙げられます。
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ユーザーの口コミは必ず目を通そう
ウォーターサーバーには水の種類だけではなく、ユーザーの口コミについても必ず目を通すようにしてください。
水の種類一つをとって見ても、天然水として有名な名水をボトリングしたものもあれば、水道水を注ぐだけでおいしい水が飲めるようなものもあります。
どのウォーターサーバーにもメリットとデメリットが存在し、それを使ったユーザーの口コミは必ずあります。
イメージで使い勝手を考えるのではなく、口コミを必ず見るようにしてください。
自分では考えもしなかったような使い方やデメリットが見えてくる場合があります。
ウォーターサーバーをやめた理由は特にポイント
ウォーターサーバーをどれにしようか悩んでいるときはぜひ「ウォーターサーバーをやめてしまった理由」を見るようにしてください。
デメリットについてはウォーターサーバーを使った人たちから出る不満や残念なポイントが詰まっています。
よいところばかりを見るよりも、悪い点を目にしたほうが本当の意味で自分にとって最適なウォーターサーバーが分かるため、選ぶときの判断基準となるでしょう。
メリットを享受するウォーターサーバーの使い方
ウォーターサーバーのメリット・良さを最大限に引き出した使い方は以下のとおりです。
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節電モードは必ず利用する
ウォーターサーバーについているエコモードや節電モードのような、電気代の消費を節約してくれるモードについては必ず利用するようにしましょう。
ウォーターサーバーは常に電源を入れ続けることによって、中の衛生状態が保たれます。
むやみに電源を切ることは、衛生状態を保つウォーターサーバーの機能を損なうこととなるのでやめてください。
水の消費量をあらかじめ計算する
ウォーターサーバーの水を順調に飲むと、1ヶ月にどのくらい水を消費するかが掴めるでしょう。
よく、ウォーターサーバーをやめた理由に「思ったよりも水代が高くついた」というものがあります。
たしかに、1日に2リットルの水を消費したとすると、大人1人で1ヶ月(30日)60リットルもの水を消費することとなります。
この水代をどうにか節約したいなら、たくさんの本数を頼めば割引が適用されるウォーターサーバーや、水が飲み放題のウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。
思ったよりも高くついたという後悔が減らせます。
ウォーターサーバーをどう使いたいか考える
ウォーターサーバーは、導入に際してその利用目的もはっきりとさせておくことをおすすめします。
水を飲むことだけに使うのか、料理や洗顔などにも利用したいのか、いつまで使い続けるかで毎月のランニングコストは変わってきます。
使い方に応じてウォーターサーバーの機種を選べば、毎月のコストを抑えながらウォーターサーバーをより便利に使えるでしょう。
費用の内訳を確認する
ウォーターサーバーは、毎月のコストとなる費用の内訳を事前に計算しておくことで、よりお得に使えます。
レンタル料がいくらか、水の配送費はかかるのか、初期費用や退会費用はいくらかかるかは必ずチェックしておきましょう。
置き場所を考える
ウォーターサーバーを使うには小スペースながら、置き場所をある程度確保しておかなければなりません。
おおよそ30m四方×高さを考慮した置き場所を用意しておきましょう。
ボトルが業者によって回収されるなら空のボトルをストックしておく場所や、届いた新しい未開封のボトルを置いておく場所も必要です。
水道水を注ぐタイプのウォーターサーバーにはこうしたストックヤードは必要ありませんが、ボトル型のウォーターサーバーにはそこそこのスペースをさかなければならないことは頭の片隅に置いておいてください。
ウォーターサーバーのメリットを生かした使い方
ウォーターサーバーのメリットを最大限に活かすおすすめの使い方を紹介します。
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赤ちゃんのミルク作り
ウォーターサーバーには、赤ちゃんのミルク作りに便利な冷水と温水の両方がいつでも出せるというメリットがあります。
メーカーによって詳細は異なりますが、大抵の粉ミルクは70℃のお湯で調乳することが推奨されています。
また、粉をしっかりと溶かした後、赤ちゃんがごくごくと飲めるよう体温くらいの温度にまで冷まさなければなりません。
この作業をお鍋や電気ケトルを使ってやっていると、お湯を沸かす時間やミルクを冷やすのに時間がかかるため大きなタイムロスにつながります。
ウォーターサーバーであればお湯の温度が何度で出てくるか分かる上に、お湯で溶かした粉ミルクに冷水を混ぜればより素早く適温までミルクを冷ませます。
短時間かつおいしい水でミルクが作れるため重宝するでしょう。
美容と健康の新習慣
私たちの美容や健康の維持に欠かせない水分補給ですが、普段から水を飲むことを習慣づけられているという人は多くいません。
ウォーターサーバーはそうした水分補給の意識付けにぴったりのアイテムです。
サーバーがあるだけで“水を飲む”という意識が刺激されやすくなるため、こまめに水分補給をする癖が身に付きます。
透明な氷が作れる
ウォーターサーバーの水を使えば、ご家庭でも簡単に美しく溶けづらい氷を作れます。
ウォーターサーバーに使われる水は、ボトリングされた天然水と水道水の2種類に分かれます。
それぞれに特徴的な違いがありますが、いずれも限りなく不純物を含まないという共通点があります。
純度の高い水を使えば水がゆっくりと凍るため、透き通った氷ができあがります。
より美しい氷を作りたいのであれば、ミネラルを含まない水を使うのがおすすめです。
料理の仕上がりをワンランクアップさせる
ウォーターサーバーの水は、硬水か軟水のいずれかによって食材への作用が異なります。
例えば、硬水には肉の繊維を柔らかくする作用があります。
ブロック肉を使った料理に使えば、肉がホロホロの食感に仕上がるでしょう。
さらに、でんぷん質が澱化することを防ぐため、パスタやお米の食感を維持してくれます。
まろやかな味わいが特徴の軟水は、繊細な味わいの出汁や煮魚料理を作る際にぴったりです。
水の風味が素材の味を邪魔しないため、お茶やコーヒーを淹れるのにも適しています。
ウォーターサーバーをどのように使うかをあらかじめ考えておけば、自分に合う最適な水も選びやすくなるでしょう。
メリットを損なわない!ウォーターサーバーを選ぶ際の基準
ウォーターサーバーが持つメリットを損なわないためにも、ウォーターサーバーを選ぶ際の基準は自分の中で大事にしましょう。
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使う利点を整理
ウォーターサーバーを選ぶ際の基準をはっきりさせるためにも、ウォーターサーバーを使う利点・魅力に感じるポイントはしっかりと整理しておきましょう。
まず、水の質にこだわるのかコストを優先するのかでおおよその水にかけるコストが決まります。
採水地や含有する成分にまでこだわった水を選べば自ずとコストは高くつき、安全性さえクリアしていれば水の質はさほど気にしないのであればよりリーズナブルにウォーターサーバーが使えます。
こうした利点や魅力は人によって感じ方が違うため、さまざまな口コミや意見に目を通し、自分が何に共感するかを見極めておきましょう。
安心安全なおいしい水が飲みたい
安心かつ安全でおいしい水が飲みたいのであれば、水以外の費用についてしっかりとリサーチしておきましょう。
サーバーのレンタル代や水の配送料など、水以外にコストカットできる余地があるかどうかを確認するようにしてください。
水道水では不安が残るから
ウォーターサーバーを使う理由として「水道水を飲むことに抵抗があるだけで、高級な水を使いたいという訳ではない」と考えるなら、よりリーズナブルに水を買えるウォーターサーバーを選びましょう。
おすすめは、RO水タイプのウォーターサーバーや、水道水を注ぐだけで使えるウォーターサーバーです。
特に水道水を注いで使うタイプのウォーターサーバーは水を買わずに済むため月々のランニングコストが安く済みます。
置き場所と使う人のことを考える
ウォーターサーバーを生活の中に取り入れる際、より具体的なイメージを膨らますためにも設置した際の状況を考えておくとよいでしょう。
見た目のスタイリッシュさがあるかどうかで使うモチベーションは左右されます。
また、使いやすさも重要で、子供がウォーターサーバーを使う場合、水が注ぎやすいか、こぼれにくい構造であるかどうかもしっかりと見ておきましょう。
自分なりのメリットの整理が大事
ウォーターサーバーのメリットを享受するためには、自分なりのメリットの整理が何よりも求められます。
しかし、ウォーターサーバーを使ったことがないという人にとって、メリットや判断基準を整理することは難しいものです。
ウォーターサーバーの特徴を理解するには、以下の項目について考えるようにしましょう。
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なるべく複数の意見に触れておく
ウォーターサーバーを作っているメーカーは多岐に渡るため、機種が持つ特徴や利便性もさまざまです。
ウォーターサーバーに寄せられるたくさんの口コミや意見を見ておくことで、自分の中での価値基準が確立されていくでしょう。
知恵袋にある質問も非常に有用なため、機種選びに迷っているという人はぜひ参照してください。
硬水か軟水かで利用用途は変わる
ウォーターサーバーの水は、硬水か軟水かで大きく特徴が異なります。
ミネラルを補給するためにウォーターサーバーを使いたいなら硬水を選び、やさしい味わいの水が好みであれば軟水を選ばなければなりません。
水の消費量が多ければコスパを意識しよう
水の消費量が多いことが予想される人は、水にかかる費用が大きくなる可能性が高いため、何らかの対策を打つ必要があります。
水の質にこだわって構わないという人であれば、毎月どのくらいのコストを水にかけられるか試算しておくとよいでしょう。
もちろん、大半の人は水に拘りながらもよりリーズナブルにウォーターサーバーを利用したいと考えると思います。
その場合は、水が使い放題の水道水を注ぐタイプのウォーターサーバーがおすすめです。
まとめ
ウォーターサーバーは使うことで生活が楽になる非常に便利なツールの一つです。
おいしいお水が飲めること、冷水と温水がすぐに使えること、災害用の備蓄にもなることは各メーカー共通の大きなメリットといえるでしょう。
水の質に徹底してこだわりたいならボトルタイプ、コストパフォーマンスを重視するなら水道水を注いで使うウォーターサーバーがおすすめです。
シャインウォーターは水道水を使い、おいしい水が飲み放題で楽しめるウォーターサーバーです。
より安く利用できておいしい水が飲めるウォーターサーバーを探しているという人はぜひご検討ください。