TOP
水の種類を特徴とともに9つ紹介!水の飲むときの選び方も解説
水の種類を特徴とともに9つ紹介!水の飲むときの選び方も解説

水の種類を特徴とともに9つ紹介!水の飲むときの選び方も解説

2023.04.04 SHINE+

生きていくために必要不可欠な「水」ですが、実はたくさんの種類があり、味や成分が異なります。明確な違いが分からないまま、なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。毎日飲むものだからこそ、自分に合った水を選ぶことが大切です。

当記事では、水道水やミネラルウォーターをはじめとした9種類の水について、違いや特性を解説します。自分に合った水の選び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 水道水と市販されている水の違いを知りたい方
  • 水にはどんな種類があるのかを知りたい方
  • 種類によって何がどう違うのかを知りたい方
  • 自分に合った水を飲みたい方

水の種類を9つ解説!

水は、硬水や軟水、また酸性や中性、アルカリ性など様々な種類があります。

硬水と軟水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量によって区別されています。水1リットルあたりの硬度が高い(ミネラル含有量が多い)水を硬水、硬度が低い(ミネラル含有量が少ない)水を軟水と言います。区別する硬度の基準は、WHO(世界保健機関)によって下記の基準が設けられていますが、日本では、一般的に硬度が101mg/L以上の水を硬水、100mg/L以下の水を軟水と呼んでいます。

区分

硬度

軟水

60mg/L未満

中程度の軟水

60mg/L以上 120mg/L未満

硬水

120mg/L以上 180mg/L未満

非常な硬水

180mg/L以上

(出典:WHO「飲料水水質ガイドライン」)

また、水はpHの高さに応じて、酸性・中性・アルカリ性に区別されます。「pH」とは水に含まれる水素イオンの多さを表したもので、pHが低いと酸性、高いとアルカリ性に分類されます。具体的には、pH1~6が酸性、pH7が中性、pH8~14がアルカリ性ですが、pH9以上の強アルカリ性の水は、胃に刺激が強く下痢を引き起こす原因になることから飲用には適していません。

区分

pH値

酸性

pH1~6

中性

pH7

アルカリ性

pH8~14

水は、採水場所や処理方法などによって種類が分けられます。ここでは代表的な9種類の水について違いや特性を解説します。

水道水

水道水は、主にダム湖や河川の水などの地表水が水源となっています。採水された水は、浄水場でろ過・殺菌され塩素消毒が行われます。その後、浄水場から各地域まで水道管で運ばれ水道水として供給されています。

日本の水道水は、水道法により水質基準が厳しく定められており、世界でもトップクラスの安全性があります。そのまま飲んでも健康上の問題はないとされています。ただし、水道管や貯水槽の状態によっては錆や汚れが混入するリスクがあります。飲用水として利用する場合は、浄水器を取り付ける等の工夫をすると、より安心です。

天然水

天然水とは、「特定の水源」から採水された地下水を原水とした水のことで、沈殿やろ過、加熱殺菌といった化学的処理のみが施された水のことです。「特定の水源」とは、浅井戸水、深井戸水、湧水、鉱泉水、鉱水、伏流水、温泉水の7つがあります。

天然水のうち、地層中のミネラルが溶け込んでいる原水を使っているものを「ナチュラルミネラルウォーター」と言い、原水に地層中のミネラルが溶け込んでいないものを「ナチュラルウォーター」と言います。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターとは、天然水にミネラル分の加工や調整が加えられた水のことです。原水は、天然水と同じく特定の水源(浅井戸水、深井戸水、湧水、鉱泉水、鉱水、伏流水、温泉水)から採水された地下水です。

<天然水は化学的処理しか行われていませんが、ミネラルウォーターは、化学的処理に加え品質を安定させるためにミネラル分などが加工・調整されています。

炭酸水

炭酸水とは、二酸化炭素(炭酸ガス)を含んだ水のことです。農林水産省によると「飲料水に二酸化炭素を圧入したもの」「甘味料や酸味料、フレーバリングなどを加えたもの」と定義付けられています。自然に湧き出た二酸化炭素を含んだ水のことを天然炭酸水と言い、人工的に二酸化炭素を圧入した水のことを人工炭酸水と言います。

炭酸水は、美容や健康にも良いとされており、ダイエットや疲労回復の効果が期待できます。

精製水

精製水とは、水道水から不純物やミネラルを取り除いた純度の高い水のことです。蒸留・ろ過・イオン交換・逆浸透などの処理がされています。主に医療用や工業用に作られているため飲料用ではありません。

海洋深層水

海洋深層水とは、太陽光が届かない水深200mより深いところにある海水のことです。表層の海水に比べて、窒素・リン・ケイ素などの無機栄養塩が多く、必須微量元素やミネラルが豊富に含まれている特徴があります。科学物質の汚染にさらされる機会が少ないため、清浄性もあると言われています。

飲料水として販売されているものは、ミネラル分が調整されているものが多く、電気分解されるなど健康を意識した商品もあります。

RO水

RO水とは、水道水や天然水などの原水をRO膜でろ過した水のことです。RO膜とは逆浸透膜のことで、この膜を通すと水分子以外の不純物やミネラル分が除去されます。そのため、純水やピュアウォーターと呼ばれることもあります。

飲料水として販売される場合は、ろ過した後にミネラル成分を添付し味を調整することがあります。

アルカリイオン水

アルカリイオン水とは、水道水などの水をアルカリイオン整水器を使って電気分解することで作られるpH9~10の弱アルカリ性の水のことです。飲用アルカリ性電解水と呼ばれることもあります。

アルカリイオン水は、ペットボトル飲料として販売されており、胃腸症状の改善に有効であることが薬事法で認められています。

水素水

水素水とは、水素分子や水素イオンが溶け込んだ水のことです。水素分子に圧力をかけて水に溶け込ませたり、水に細かい水素ガスを混ぜ合わせることで作られます。公的な定義はないため、水素濃度はメーカーによって異なります。

水を飲むときの種類の選び方

水は種類によって味や成分が異なりますので、目的や好みに応じて自分に合った水を選ぶことが大切です。

水には、主にカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム等のミネラルが含まれていますが、中にはバナジウムやシリカが含まれているものや、炭酸ガスが入っているものもあります。少なくとも2週間は飲み続けて、自分の体調に合っているかどうかを判断しましょう。

また、普段の食生活によって、必要な水分量とミネラル成分は異なります。カルシウムやマグネシウムが多く含まれている乳製品や緑黄色野菜、海藻類などの食品を充分に摂取できていない場合は、ミネラルを豊富に含んだ硬水がおすすめです。

ただし、水の種類によっては高価なものがありますので注意が必要です。飲み水は、毎日1.2リットルの摂取を厚生労働省が推進していることから、充分な量が確保できる水を選びましょう。高価な水を少量摂取するより、水道水でも良いので充分な量の水を摂取することが大切です。

(出典:厚生労働省「「健康のため水を飲もう」推進運動」

まとめ

代表的な9種類の水について、違いや特性をご紹介しました。水は種類によって味や成分が異なりますので、目的や好みに応じて自分に合った水を選ぶことが大切です。毎日充分な量を摂取するよう心がけましょう。

日本では、水道水に厳しい水質基準が設けられているため、そのまま飲んでも健康上の問題はないとされておりますが、塩素消毒をしているため独特の風味や臭いが気になることがあります。毎日飲む水だからこそ、価格にも味にもこだわりたい方におすすめなのが、 Shine Water Ring(シャインウォーターリング)です。世界有数の技術を持つ活性炭メーカーとタッグを組み、水道水を利用した新発想のウォーターサーバーを開発しました。

「水質にはこだわりたい」「毎日たっぷり水を飲みたい」「値段を気にしたくない」という方はぜひお試しください。

シャインウォーター/シャインウォーター リング

浄水器一体型ウォーターサーバー

シャインウォーター