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白湯の効果や正しい飲み方|健康や美容によくても飲みすぎには注意
白湯の効果や正しい飲み方|健康や美容によくても飲みすぎには注意

白湯の効果や正しい飲み方|健康や美容によくても飲みすぎには注意

2023.04.05 SHINE+
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冷え性も辛いし夜もなかなか寝付けないし、便秘気味。全部解消してくれるいい方法はないかしら。

そんなあなたに今回は白湯の紹介です。

本記事では、白湯がもたらす冷え性改善や便秘解消などの様々な効果について具体的に紹介していきます。

正しい飲み方や飲む際の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 白湯が体にいいことは知っているが具体的には知らない
  • 白湯を適切に飲む方法を知りたい
  • 白湯を楽に準備したい

1.白湯とは

そもそもこれなんて読むのか分からないという方もいると思いますが、これは「さゆ」と読みます。

白湯は、水を沸騰させただけのお湯のことを言います。

最近だとコンビニで白湯が販売されたことで一時期話題になっていましたよね。

この白湯なのですが、起源は意外と古く、約5000年前までさかのぼります。

元々はインドのアーユルヴェーダという健康法の1つとして活用されていました。

それから現代まで途切れることなく人々の間で美容や健康を目的に飲み続けられています。

ちなみに中華料理で出てくる同じ漢字の白湯は「ぱいたん」と読むので、間違えないようにしてください。

今回はお湯の方の紹介をこれからしていきます。

1‐1.白湯とお湯の違い

まず、ただのお湯と白湯の違いについてです。同じものと思っている方も多いのですが、この2つには明確な違いがあります。

お湯 水を40度以上に加熱したもの
白湯 10分ほど沸騰したお湯

このほかにも湯冷ましというものがありますが、こちらは一旦沸騰させたお湯を常温まで冷ましたものになります。白湯というカテゴリーの中に湯冷ましが入っているイメージですね。

2.白湯の効果

ただ水を一度沸騰させただけの白湯なんて別に普通の水と変わらないでしょ。という方も結構多いのですが、白湯には驚くべき効果がいくつもあります。

ということで、これから白湯の効果について具体的に紹介していきます。

2‐1.胃腸の調子を整える

白湯を飲むことで、胃腸全体の温度が上がり活性化します。すると、消化力が高まり、食べたものがしっかりとエネルギーへと変換されるようになるので健康的な体へと変化していくのです。

また、胃腸の活性化によって消化が促進されると、老廃物の排泄もスムーズになり、便秘の解消にもつながります。

逆に胃腸の消化力が弱まってしまうと、胃腸に老廃物が蓄積していき、便秘であったり肌荒れの原因になったりするので、積極的に白湯を飲んで胃腸を温めていきましょう。

2‐2.代謝を促進する

代謝というのは、体に栄養素を取り込み、溜まった老廃物などの不要なものを排出するという一連の流れのことです。

この代謝というのは血液で行われるので、白湯は関係ないと思われるかもしれませんが、血液の半分は水分でできているので、しっかりと水分を摂取することで代謝がうまく働くようになります。

また、ただ水分を摂取するだけではなく白湯を取ることで体が温まり、結果としてリンパや血流が良くなるので、代謝がより促進されることになります。

2‐3.美肌効果がある

これまで紹介したように白湯を飲むことで体が温まります。すると、動脈や毛細血管が広がるので、血流が良くなり、結果的に肌のターンオーバーが整ってお肌のトラブルも解消していくそうです。

また、冒頭の白湯の起源の部分で紹介した古代アーユルヴェーダでは、消化不良が肌トラブルを引き起こすと考えられていました。

白湯を飲むことで消化が促進され、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素が十分に行き渡ることで、健康的な肌になっていくそうです。

この両面から白湯には美肌効果があると言われています。

2‐4.冷え性改善効果がある

まず、体温というのは体の表面の皮膚温と体の中心部の深部体温があり、冷え性が関係しているのは深部体温の方です。

こちらを上げることで冷え性というのは改善していくのですが、方法としては2つあります。

まず、筋肉を付けたうえで血流を促し、熱を体中に行き渡らせるのが1つ。

もう1つは白湯を飲んで体の内側から温めて血流を改善し、末端まで血液を行き渡らせることで冷え性を改善することです。

根本的に解決するのは筋肉をつける必要があるのですが、これには時間がかかります。

なので、まずは白湯を飲んで冷え性を改善していきましょう。

2-5.腰痛・肩こり改善効果がある

先ほど紹介した冷え性とも関連しているのですが、体が冷えると血流が悪くなるため、腰痛や肩こりの原因にもなります。

なので、白湯を飲んで体温を上げることで血流が良くなり、結果としてそういった症状が改善すると言われているのです。

2-6.水分補給効果がある

当たり前ですが白湯も水分なので、水分補給効果があります。

ただ、それだけなら別に一度沸騰させるなんて手間をかけずに水を飲めばいいじゃないかと思いますよね。

実は水分補給目的でも白湯の方がいいと言われています。

なぜこのように言われているのかというと、それは体への負担の少なさです。

冷たい水というのは体にとって負担が大きく、お腹の調子を悪くしてしまう可能性があるのですが、白湯であれば負担も少ないのでその心配もありません。

とはいえ、体への吸収という面で考えると冷たい水の方が吸収は早く、特に運動後など体温を下げる目的で飲む場合は冷たい水の方が適しているのも事実です。

自分の状況によって飲む水を使い分けていくのがおすすめです。

2‐7.組み合わせによって疲労回復効果がある

白湯とあるものを組み合わせることで疲労回復効果も期待できます。

そのあるものとは、レモンです。

白湯にレモンを加えたレモン白湯を作って飲むことで、白湯の代謝改善効果とレモンのビタミンC,クエン酸という2つの栄養素によって疲労回復を促進できるそう。

もし生のレモンが無ければレモン果汁でも大丈夫なので、疲れているときにはぜひお試しください。

3.白湯を飲むときの注意点

ここまでで白湯の素晴らしい効果について紹介してきました。

しっかりと読まれた方は「じゃあ白湯をたくさん飲めばそれだけ効果も高まるのでは?」と思っている方もいるかと思います。

結論から申し上げますと、飲み過ぎるとかえって体に悪影響を及ぼす恐れもあるのです。

それでは白湯を飲む際の注意点をこれから紹介していきます。

3-1.白湯の飲みすぎには注意

白湯は体に良いとされていますが、飲みすぎには注意が必要です。1日の推奨量は700〜800ml程度とされており、これよりも過剰に摂取すると、体に様々な悪影響を与える可能性があります。例えば、飲みすぎると尿の量が増えるため、体内の必要なミネラル分が排出されてしまい、電解質のバランスの崩れから体調を崩してしまうこともあります。

3-2.下痢になることもある

白湯を飲むことで胃腸が活性化するというのは白湯の効果の部分で紹介しましたが、飲み過ぎると下痢を引き起こすことがあります。これも老廃物の排出を促して腸内環境をよくしていると言えばその通りなのですが、飲み過ぎは体への負担も大きくなるので、適量を守り、無理な飲み過ぎは避けるようにしましょう。

3-3.寝る直前に飲まない

寝る直前に白湯を飲むと夜中にトイレに行きたくなってしまうことがよくあります。

トイレで寝不足になってしまっては体調にも影響が出てしまうので、白湯を飲むなら寝る30分以上前がおすすめです。

4.白湯の正しい作り方

白湯の作り方は、ヤカンを使って沸かす方法が一般的です。

まず適量の水をヤカンに入れて沸かします。沸騰したら、10分程度ゆっくりと沸かし続けます。

この時に使う水についてですが、水道水やミネラルウォーター、浄水器の水などなんでも大丈夫です。ただ、水道水を使う場合は少しだけ沸騰させる時間を長めにしておくことが大切です。なぜかというと、水道水には塩素やその他不純物が入っているため、これらの除去もしくは殺菌するため、長めに沸かす必要があります。

火を止めて50度くらいまで冷ましたら白湯の出来上がりです。

5.白湯は電子レンジで簡単につくれる

先ほどはやかんを使った作り方を紹介しましたが、白湯は電子レンジでも手軽に作ることができます。

作り方は、150~200mlの水をコップに入れ500wで2分ほど加熱。

飲みやすい温度まで冷ませば完成です。

ただ、こちらの方法ですと水道水に含まれている塩素やその他不純物の除去は難しいので、可能であればミネラルウォーターか浄水器の水を使うようにしましょう。

6.白湯の飲み方

白湯の飲み方について、1回に飲む量が重要になってきます。1回の量としては、約100ml~150ml程度と小さめのコップ1杯程度が適量です。これ以上の量を一度に飲んでしまうと、体に負担をかけてしまう可能性があります。また、白湯は常温で飲むよりも、50℃~60℃前後まで冷やしてから飲むのが最適です。適温で飲むことで、体に負担をかけすぎることなく、より効果を実感することができます。

これから、朝、食前・食後、寝る前の3つのタイミングでの白湯の飲み方について解説します。

6-1.朝起きてゆっくり飲む

朝は胃腸が空っぽの状態なので、体内の老廃物を排出するのに最適な時間帯です。この時間帯に白湯を飲むことで、胃腸内を浄化し、代謝を促進することができます。朝の白湯は、50~60度の適温にし、ゆっくりと一口ずつ飲みましょう。

6-2.食前・食後に飲む

食前に白湯を飲むことで、胃腸を温め活性化することができるので、消化をスムーズに進めることができます。また、食後にも白湯を飲むことで、胃腸の負担を軽減し、さらに消化を助けることができます。

6-3.寝る30分程前に飲む

寝る前に白湯を飲むことで、体が温まりリラックス効果を得ることが可能です。

ただ、寝る直前に飲み過ぎると夜中にトイレに起きてしまう可能性が高まります。

そのため、寝る前でしたら30分以上前に白湯を飲み終わるのがおすすめです。

7.まとめ

最近色々と話題になっている白湯。

今回は、そんな白湯がもたらす体への効果や飲み過ぎた場合に起きる悪影響などについて紹介しました。

この記事を参考にして、日々の暮らしが健康的になれば嬉しいです。

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