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熱中症対策に必要な水分量とタイミングは?経口補水液の作り方も
熱中症対策に必要な水分量とタイミングは?経口補水液の作り方も

熱中症対策に必要な水分量とタイミングは?経口補水液の作り方も

2024.02.29 SHINE+

本記事では、熱中症対策として適切な水分摂取の方法やタイミング、自宅での経口補水液の作り方に触れつつ、熱中症予防におすすめの飲み物と適さない飲み物についても紹介していますのでぜひ参考にしてください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 熱中症対策に水の量はどれくらい飲むべきか知りたい
  • 熱中症に水を飲むときに最適なドリンクの作り方を知りたい
  • 熱中症対策に水を飲むときのタイミングを知りたい

熱中症対策に水はどれくらいの量を飲むべき?

夏の暑い日や運動中など、体は水分を欲しています。

しかし、具体的にどれくらいの水を摂取すればいいのか、多くの人が疑問に思うことでしょう。

特に熱中症対策として水分補給の重要性は言われていますが、その適切な量については明確なガイドラインがないのが現状です。

では、どれくらいの水分摂取が適切なのでしょうか?

まず、人間の体は約60%が水分で構成されており、水は生命維持に欠かせない重要な要素です。

特に夏の暑い時期や運動をする際は、体内の水分が失われやすくなるので、十分な水分補給が必要とされます。

公的機関である厚生労働省によると、一般的な成人の場合、1日に約1.6リットルの水分が必要だとされています。

ただし、これは一般的な目安であり、個々の体調や環境によって必要な量は異なります。

特に夏の暑い時期や運動をする際は、体内の水分が通常よりも急速に失われます。この時にこまめに水分補給を行うことが大切です。

日本スポーツ協会は、以下のような水分補給のポイントを示しています。

こまめな摂取: 一度に大量の水を飲むのではなく、こまめに少量ずつ摂取することが効果的です。

塩分の摂取: 汗をかくことで失われる塩分も補給する必要があります。

スポーツドリンクなどに含まれる塩分を摂取するのも一つの方法です。

体調に合わせた摂取: 個々の体調や運動量に応じて水分摂取量を調整しましょう。

また、冬でも乾燥した空気の影響で、意識しないうちに水分を失いがちです。

さらに、寒さで体が冷えることで尿量が増え、水分が失われることもあります。

そのため、冬でも十分な水分補給が必要です。

熱中症対策や健康維持のためには、こまめな水分補給が欠かせません。

一般的な目安として、1日に約1.6リットルの水分摂取が推奨されていますが、個々の体調や環境に応じて適切な量を摂取することが重要です。

特に夏の暑い時期や運動をする際は、水分補給に十分注意しましょう。

また、冬場でも水分補給を怠らないように心がけることが大切です。

 

※ 出典:

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000165091.pdf

日本スポーツ協会:https://www.japan-sports.or.jp/portals/0/data0/publish/pdf/suibun_01.pdf

熱中症対策には塩分も必要!経口補水液の作り方

夏の暑い日や運動中、体内で失われるのは水分だけでなく、塩分も同時に失われます。

このため、熱中症対策を考える上で、単に水分を摂取するだけでなく、塩分も補給することが重要です。

そこで、スポーツドリンクや経口補水液の摂取が推奨されます。

しかし、そこまでコストをかけられないという方もいるかと思います。

実は経口補水液は市販品もありますが、自宅で手軽に作ることも可能です。

以下では、熱中症対策に欠かせない塩分の摂取と、自宅での経口補水液の作り方について解説します。

 

まず、厚生労働省によると、熱中症は体内での水分と塩分のバランスが崩れることによって引き起こされることがあるとされています。

暑い環境や激しい運動によって汗をかくことで、体内から水分とともにナトリウムなどの塩分も失われます。

このような状況下で、単に水分だけを摂取しても体内の塩分が不足し、逆に症状が悪化する可能性があります。

スポーツドリンクや経口補水液には、水分とともに体内の塩分を補給する役割があります。

これらの飲み物には、ナトリウムやカリウムなどの電解質が含まれており、体内の水分と塩分のバランスを維持するのに役立ちます。

 

そして、経口補水液の作り方です。

実は買わなくても自宅で簡単に経口補水液を作ることができます。

以下は、日本スポーツ協会の資料に基づいた経口補水液の作り方です。

材料:

1リットルの水

小さじ1杯の塩

小さじ6杯の砂糖

手順:

清潔な容器に1リットルの水を注ぎます。

小さじ1杯の塩を加え、よくかき混ぜます。

小さじ6杯の砂糖を加え、再度よくかき混ぜます。

冷蔵庫で冷やしてから飲みます。

 

このように、自家製の経口補水液は簡単に作ることができますが、以下の点に留意する必要があります。

塩分濃度が高すぎると胃腸に負担をかける場合があるため、適量を守るようにしましょう。

熱中症対策においては、単に水分だけでなく塩分も欠かせません。

スポーツドリンクや経口補水液の摂取が効果的ですが、自宅でも簡単に作ることができます。ただし、適切な配合と摂取量を守ることが重要です。

暑い季節や運動時には、水分と塩分のバランスを保つために、経口補水液の活用を考えましょう。

※ 出典:日本スポーツ協会(https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/heatstroke_0531.pdf

熱中症対策に水を摂取するときのタイミング

熱中症は夏に限らず、様々なシチュエーションで発生する可能性があります。

そのため、水分補給は喉が渇いたと感じた時に行うのではなく、定期的かつこまめに行うことが大切です。

また、一度に大量の水を飲むのではなく、150〜250ml程度の少量ずつ摂取することが望ましいとされています。

これにより、体内の水分が適切に補給され、熱中症や脱水症状のリスクを軽減することができます。

以下では、具体的な水分補給のタイミングについて解説します。

起床時

朝は睡眠中に体内の水分が失われている状態です。

そのため、起床後すぐに水を飲むことで、体内の水分を補給し、新しい一日のスタートができます。

150〜250ml程度の水をゆっくりと飲むことで、体を目覚めさせる効果も期待できます。

運動時

運動中は体温が上昇し、汗をかくことで水分が失われます。

運動を始める前、運動中、そして終了後にもこまめに水分補給を行いましょう。

特に高温多湿な環境下では、水分補給がより重要となります。

運動中は、15〜20分ごとに少量の水を飲むように心掛けましょう。

入浴時

入浴中も体内から水分が蒸発しやすく、脱水症状のリスクが高まります。

入浴前後にも水分補給を行い、入浴中にもこまめに水を飲むようにしましょう。

入浴中には、温度が高すぎるお湯や長時間の入浴は避け、水分補給とともに適切な入浴環境を整えることが重要です。

就寝時

就寝中も体内の水分は失われます。

寝る前に少量の水を飲むことで、就寝中の脱水症状を防ぐことができます。

ただし、大量の水を摂取すると就寝中にトイレに起きる可能性が高まるため、就寝前の水分補給は適度な量に留めるようにしましょう。

熱中症対策としてだけでなく、日常生活においても適切な水分補給は重要です。

水分補給は喉が渇いてからではなく、こまめに行うことがポイントになります。

起床時、運動時、入浴時、就寝時など、日常の様々なシーンで適切なタイミングで水分補給を行うことで、健康な体を維持することが可能です。

150〜250ml程度の水を適度に摂取することで、体内の水分バランスを保ち、熱中症や脱水症状のリスクを軽減することができます。

熱中症対策におすすめの飲み物と適さない飲み物

夏の暑い季節や運動中など、熱中症対策として水分補給は非常に重要です。

しかし、適切な飲み物を選ばないと、逆に状態を悪化させる可能性もあります。

以下では、熱中症対策におすすめの飲み物と、適さない飲み物について紹介します。

熱中症対策におすすめの飲み物

経口補水液については先ほど紹介したので、ここではそれ以外のおすすめの飲み物について紹介していきます。

 

まずは水です。

水は身近で手軽に摂取できる最も基本的な飲み物です。

体温調節や代謝の維持に必要な水分を補給するのに最適です。

こまめに少量ずつ飲むことで、体内の水分バランスを保つことができます。

 

次にスポーツドリンクです。

スポーツドリンクには水分だけでなく、電解質や糖分も含まれています。

運動や激しい活動をする際には、体内で失われる水分と電解質を補給するために効果的です。

ただし、飲み過ぎには注意が必要です。

熱中症対策に適さない飲み物

まずはアルコール飲料です。

アルコールは利尿作用があり、体内の水分を排出します。

そのため、アルコール飲料は熱中症対策としては適さない飲み物です。

アルコールを摂取する場合は、同時に水などで水分補給しましょう。

 

次にカフェイン飲料です。

カフェインは利尿作用があり、体内の水分を失わせます。

コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料は、熱中症対策には適していません。

カフェインを摂取する場合も、水分補給をこまめに行うようにしましょう。

 

そして炭酸ジュースです。

炭酸ジュースには糖分が多く含まれており、水分補給には適していません。

また、炭酸が胃腸を刺激して吐き気を引き起こす可能性もあります。

熱中症対策には、炭酸飲料の摂取は控えるようにしましょう。

熱中症対策には適切な飲み物の選択が重要です。

水やスポーツドリンクなどの適切な飲み物を摂取することで、体内の水分バランスを維持し、熱中症や脱水症状を防ぐことができます。

一方で、アルコール飲料やカフェイン飲料、炭酸ジュースなどは水分補給に適さないため、摂取量には注意が必要です。

健康な体を保つために、適切な飲み物を選んで水分補給を行いましょう。

まとめ

本記事では、熱中症対策において適切な水分摂取の重要性や方法、また水分補給のタイミングについて詳細に解説しました。

さらに、経口補水液の作り方や熱中症予防におすすめの飲み物、適さない飲み物についても紹介しました。

これらの情報を把握し、適切な水分摂取を心がけることで、健康な体を維持し熱中症や脱水症状を予防することができます。

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