こまめな水分補給をすることは、健康に暮らすために非常に重要です。これは多くの人にとって周知の事実でしょう。
では「どのようなタイミング」で、「何を飲むとよいのか」をご存知でしょうか。
当記事では入浴時の水分補給について解説しています。
特に、入浴時の水分補給として効果的な飲み物の種類やタイミングなどについて詳しくご紹介します。
入浴時の脱水症状を防ぐ効果的な水分補給について知りたい方は最後までご覧ください。
【この記事はこんな方におすすめです】
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目次
入浴時の水分補給が大切な理由
入浴時には、身体から多くの水分が失われます。そのため適切な水分補給が大切です。
入浴することで失われる水分は500ml〜800mlと言われており、長く入浴する方やお湯の温度によってさらに多くなる可能性もあります。そして、大量の汗をかくことにより脱水症状を引き起こすことがあります。
脱水症状とは身体の水分が足りていない状態です。
- 口の渇きや体のだるさ
- 立ち眩み
- 皮膚や口唇、舌の乾燥
- 皮膚の弾力性低下
- 微熱
(引用:健康長寿ネット「脱水症」 /引用日2023/03/20)
主にこのような症状が現れます。
予防法としてこまめな水分補給を心がける必要があり、汗を多くかく入浴時にはより一層意識することが大切と言われています。
適切な水分補給で脱水症状を予防できる
人間の身体は、約60%が水分でできています。身体の5%の水分を失うと、脱水症状や熱中症などの症状が現れはじめると言われており、体重50kgの人の場合たったの2.5Lが5%にあたります。
脱水症状を予防するには適切な水分補給が大切です。一度に多くの水分を摂取しても身体から排泄されてしまうため、コップ1杯程度の水を数回に分けて「こまめに」飲むことが大切と言われています。
朝起きたときや食事のとき、入浴の前後などタイミングを決めて飲むことを習慣化するとよいでしょう。
入浴時の水分補給に最適な飲み物
ここでは入浴時の水分補給に最適な飲み物を紹介します。
水分であれば何でもよいわけではありません。利尿作用などにより身体から水分の排出を促してしまう飲み物もあります。
数ある飲み物の中でも特に入浴時におすすめのものを、おすすめな理由を併せて紹介します。
水(白湯・ミネラルウォーター)
入浴時に最適な飲み物として、まず紹介したいのが水です。
ジュースと違い、飲みすぎによる塩分や糖分の過剰摂取はおこりません。日々の水分補給には最も適していると言われています。
水にも種類があり、特徴がそれぞれ異なります。
白湯 | 水道水を5〜10分程度沸騰させ、人肌程度まで冷ましたもの。 水道水特有のカルキ臭が抜け、飲みやすい。 |
ミネラルウォーター | 地下水にろ過・加熱殺菌などを行ったもの。 自然由来のミネラルが豊富に含まれている。採取地による味の違いや、硬度による違いなどがある。 |
どちらも水分補給に適しているため、お好みのほうを選ぶとよいでしょう。
炭酸水
次におすすめするのは炭酸水です。シュワシュワとした炭酸水は爽快感があり、汗をかく入浴時に気持ちよく飲めます。
炭酸水は飲むことで血行を促進し、疲労回復の効果があると言われています。また、胃腸の動きを良くして便通の改善にもつながるとも言われています。身体に対してメリットが多くあるのが特徴です。
注意点として、炭酸水は無糖の商品を選ぶようにしましょう。甘味のついた炭酸飲料は飲みやすいですが、普段の水分補給には向きません。
また、無糖であっても飲みすぎには注意が必要です。水と組み合わせて適度に取り入れるようにしましょう。
スポーツドリンク
スポーツドリンクのよい点は、水分と同時にナトリウムやカリウムなどの電解質も摂取できるところです。
沢山の汗をかくと、身体からは水分に加えナトリウムなどの電解質が失われていきます。スポーツドリンクは発汗により失われた電解質も手軽に摂取できるため、入浴時の水分補給に適していると言えます。
ハーブティー
香りのよいハーブティーは水分補給と同時にリラックス効果も得られるため、入浴時にもおすすめの飲み物です。
一部のハーブティーには利尿作用があると知られていますが、それは体液のpHバランスを保ち、ナトリウムの排出を促す作用があるためです。
むくみ解消にも効果があるため、適度なハーブティーの接種は水分補給に適していると言えるでしょう。
注意点として、氷を入れて冷やしたハーブティーは身体を冷やしてしまいます。暖かいものか、常温程度で飲むようにしましょう。
入浴時に避けたい飲み物
ここからは入浴時の水分補給には避けるべき飲み物を紹介します。
ここで紹介するのは飲むことで水分の排出を促す作用があったり、身体に負担をかけてしまうことがある飲み物です。
せっかく水分補給をしても意味がない、といったことにならないようにチェックしてみてください。
アルコール飲料
アルコールには強い利尿作用があります。そのため水分補給のつもりで飲んでも、飲んだ以上の水分が身体から失われてしまいかねません。
お風呂上がりや、暑い日にのむアルコールは美味しいですが水分補給とは別物と考えるようにしましょう。
冷たい牛乳やジュース
冷たい牛乳やジュースも入浴時の水分補給にはおすすめできません。よく冷えた冷たい飲み物は入浴でせっかく温まった身体を冷やし、結果的に負担となってしまうためです。
暑い時に体内から冷やせる冷たい飲み物は熱中症の疑いがあるときに有効ですが、普段の水分補給では冷やしすぎに注意する必要があるでしょう。
コーヒー
コーヒーはカフェインを多く含む飲み物です。眠気覚ましなどに飲む方も多いでしょう。
カフェインには利尿作用がありますが、アルコールのように飲んでも意味がないほどではない、と言われています。コーヒーでも水分補給は十分可能です。
しかし、カフェインのとりすぎは身体に良くない影響をもたらします。水分補給を目的として常飲するのはおすすめできません。
入浴前後の水分補給に効果的なタイミング
入浴時といっても、どのタイミングで水分補給をするのがよいのか気になる方もいるでしょう。
一般的によいと言われているのは、入浴前後にコップ1杯ずつの水分補給です。
1回の入浴で500mlの水分が身体から失われるとして、コップ1杯(約200ml〜300ml)の水分を2回に分けて補う考え方です。
入浴中に身体から水分が失われても大丈夫なように、入浴前は特に注意して水分補給をするようにしましょう。
半身浴などの長風呂をするときの水分補給
半身浴は通常の入浴時より長く入浴をすることが多く、その分汗をかきやすいです。 そのため、次のような意識をして行いましょう。
- 通常時のように入浴前の水分補給を忘れずに行うこと。
- 入浴中も水分補給ができるように水分を持ち込むこと。
多くの汗をかくことでデトックスや、美肌効果を狙う方も水分補給をすることでより効果的に半身浴が行えます。
シャインウォーターで小まめな水分補給を習慣づけよう
シャインウォーターを使うと、簡単に水分補給を行えます。
入浴時に限らず、毎日の水分補給は健康のために欠かせません。そのような時に役立つのがシャインウォーターのように、手軽に美味しい水が飲めるウォーターサーバーです。
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すぐに手が届く場所にシャインウォーターを置いて、家族全員でこまめな水分補給を身に着けましょう。
まとめ
入浴前後の水分補給は、脱水症状を防ぐために有効です。飲むものはお水や炭酸水、常温のハーブティーなど身体に負担の少ない飲み物を選びましょう。
入浴時に限らず、普段からこまめな水分補給を習慣づけるためにおすすめなのが「シャインウォーター」です。
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